教員の仕事はまだまだブラックです。必要のない仕事や効率の悪い仕事があふれています。そんな中すべての仕事をしていたらいくら時間があっても足りません。そこで、無駄な仕事を無くし、効率よく行っていくために考えていく必要があります。
1 やらない仕事をきめよう
日本人はなんでも頼まれた仕事をやってしまう習慣があります。
しかし、これではどんどん仕事がきてしまい、仕事の量がどんどん増えていく悪循環に陥ってしまいます。
また、あいつは仕事を頼めばすぐにやってくれるなんでも屋になってしまいます。
そうではなく、 誰にでもできる仕事は自分ではやらず、人に任せるようにしましょう。
自分の力が発揮される場所に、時間と労力をかけることが、本当の意味で大切な事です。
アドラー心理学で出てくるような嫌われる勇気、断る勇気を持ちましょう。
「いやいや、そんなこと無理」という人は、なるべく職員室にはいないようにし、
教室で仕事をするようにすると無駄な仕事はふってきません。
また、子どもの力でできるような宿題の丸つけなどは、子ども自身にやらせるようにしていきましょう。
子どもも伸び、自分もゆとりをもてWin-Winの関係を築くことができます。
2 どの仕事が大切か、振り分けよう
やらない仕事を決めたら、重要度に分け仕事を行うようにしましょう。
とても大事ですが、できていない人も多いですよね。
仕事を優先順位で振り分けていきます。
〇すぐにやるべきこと
これは第一優先の仕事です。即対応することで、問題を最小限に抑え、その後のトラブルが拡大するのを防ぎます。特に保護者対応は信頼関係を築くためにも、とても大事です。一人の大事な子どものことで、遅れて伝えるなんてことは親にとってはナンセンスです。必ず遅れずに伝えていきましょう。
・保護者対応
・児童・生徒間のトラブル
〇急ぎではないがやらなければならない仕事
期限がある書類については、周りの人にも迷惑がかかるので、必ず期限内に行いましょう。質も大事ですが、まずは期限です。期限に間に合うように計画的に行っていきましょう。その上で、可能であれば質を上げていきましょう。
・職員会議の提案
・学級経営案
・週案
・備品点検
・旅行命令書
〇 手が空いた時にできる仕事
期限が特に決められていないものは、後回しにしたり、手の空いた時に行ったりしていきます。特に職員室で誰かに話しかけられた時には、こうした仕事をするのがお勧めです。
・丸つけ
・成績の入力
・プリントの作成