コロナにおける修学旅行 バスの中での過ごし方 バスレクをするには?
まずは第一に安全に行ける環境を
バスの中では、基本的に窓が閉め切ったまま走行することが多いでしょう。
もちろん可能であれば、バスの窓を開けてもらうと良いかもしれません。
しかし、それが難しい場合にはうまく換気ができる工夫はないかバス会社と話し合っておきましょう。
換気を行うことができれば、安心して修学旅行に臨むことができます。
では、換気が行えればどんな活動が行えるか考えていきましょう。
1 映画を見る
バスの中の恒例行事といえば映画。ただし、行きに見てもしまうと疲れてしまい見学場所で思ったような活動ができないかもしれません。
なので、 映画は基本的に帰りに見せてあげると良いと思います。
その際、音の大きさには気をつけ、休みたい子がゆっくりと休めるような準備をしておきましょう。また、バス会社によってはこちらから持ち込んだ映像が見れない場合があります。なので、その点についてはあらかじめ確認しておく必要があります。
2 奈良などの修学旅行先のクイズを行う
先生が主体となって、みんなが考えた修学旅行先のクイズを行っていきましょう。見学する場所の歴史についてクイズをあらかじめ考えておくと、バスの中で楽しむことができます。
もちろん、子どもたちがマイクを使うことができコロナ対策もしっかり行うことができていれば、子どもたちが主体で行っていくと良いでしょう。
3 子どもたちの日常でのクイズ
学級の子どもたちが考えたクイズなどを、先生が主体もしくは子どもたちが主体で発表していきます。
クイズの中でも子どもたちにかかわる問題だと盛り上がります。4月当初に書かせた自己紹介カードを使って、「私は誰でしょうゲーム」を行っても良いかもしれません。
また、今までの1年生からの思い出を使ってクイズにしても面白いです。準備の時間があれば小学校1年生の写真などを使って「誰かなクイズ」をやるのも良いでしょう。
4 いつどこで誰が何をしたゲーム
あらかじめ学校でゲームに必要な物を用意しておきます。
ゲームに必要なものは、「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」の四つのお題に合わせた内容が書かれている紙、そしてその紙をいれる四つの封筒や箱を用意します。
「いつ」には、「明日・昨日・10年後・帰った時」など日付や時を表す言葉を書いてもらいます。
「どこ」では、「学校・家・体育館・京都」など場所を表す言葉を書いてもらいます。
「口の中・○○先生の頭の上」など普通ではありえない場所を選んでも面白いと思います。
「誰が」は「○○くん・○○先生・ドラえもん」など、人などの主語を表す言葉を入れます。クラス全員の名前を入れてみたりしておくと、たくさんの子が登場して面白いです。
また、「誰が」の他にも「誰と」を作ることで、登場人物を増やすこともできます。
「どうした」は、「歯を磨いた・ご飯を食べた・走った」など、何をしたかを書きます。
これらの紙をみんなでつくり、あらかじめ用意しておきます。
そして、バスの中では教員もしくは代表者が発表するという形式をとります。
するとみんな考えた四つの内容を合わせた文章が作られて面白いです
例えば
「いつ」・・・入学式に
「どこで」・・・先生の頭の上で
「だれが」・・・加藤君が
「どうした」・・・踊った
全部繋げると・・・ 入学式の時に、先生の頭の上で加藤君が踊った。
となります。
たくさん面白い文章ができるので、いろいろな言葉を使ってみてください。
5 動画を作成する
自分たちで動画を作成し、バスの中で流してもらいましょう。
動画の種類は様々な動画があると思います。
〇それぞれの特技を映した動画
〇この後どうなるでしょうのクイズ動画
〇卒業するまでにしたいことの動画
〇社会の内容を劇風に撮った動画
〇tiktok などのような動画を編集したもの
自分たちで作り上げる主体的な修学旅行に
これらの中で自分たちに合ったものを選び、自分たちで作成することで主体的に修学旅行に取り組むことができます。
バスの中を充実した時間にし、移動中も最高の思い出が作れるようにしていきましょう。