図書委員会の活動アイデア
図書委員は、図書館などを中心に本に皆親しみを持ってもらうために活動することが多いと思います。
では、実際どのような活動を行うと、図書委員が活躍できるのでしょうか。そして多くの子どもたちが図書館の本に親しみを持つためにはどうしたらよいのでしょうか。
このコロナ禍でも行うことができそうな図書委員の活動について考えてみました。
1 本の整頓
決められた場所に本があるように本を設置させましょう。
本を決められた場所に返すことでどの本がどこにあるか図書委員は把握することにつながります。また、借りられた本たちは、意外と決められた場所に返していないことが多いです。
誰もが、スムーズに本を借りられるように、しっかりと居場所に戻してあげましょう。
2 図書委員おすすめの本コーナーを作る
「書店員のおすすめの本」という場所を、本屋さんでもよく見つけると思います。
学校は本屋ではないので、図書委員おすすめの本と書くと良いでしょう。
実際におすすめの本があると、取ってみようかなと思うことも多いと思います。
なので、「1年生へのおすすめ」「2年生におすすめ」「漫画が好きな人におすすめ」などお勧めコーナーをどんどん増設しても面白いかもしれません。
3 ポップを作る
Village Vanguard などの書店で見たりスーパーなどでよく見かけるポップを子どもたちに作らせていきましょう。
思わず手に取って読みたくなってしまうようなそんな POP を作ることも図書委員の仕事の一つにしていきましょう。
多くの人が、誰もが思わずその本を借りたくなってしまうそんな気持ちにさせるようなポップ作りができたら素敵ですね。
ポップづくりを行なっていくと、図書委員が本に親しめるだけでなく委員会でない人も本に親しむ機会が増えると考えられます。
4 本紹介の掲示板を作る
本の紹介の掲示板を作ることで、図書館に入って行きたくなるような仕組みづくりをしましょう。
掲示板には、「新しい本との出会い方」や「本の探し方のポイント」などを作ってみたり、それぞれの好きな本の紹介を行うなど誰もが本に親しめるような掲示物を作っていきましょう。
本を読むのがなかなか苦手な子も入れるように、イベントなどを企画しイベントのお知らせなども掲示しておくとさらに効果的だと思います。
5 本の読み聞かせを行う
よくお家の人がやPTA の人が本の読み聞かせを行ってくれることがあると思います。
これを委員会の子どもたちが行っても非常に効果的だと考えられます。
それぞれの学年に出張で行くので、委員会の子どもたちはどの本が良いか一生懸命悩み、良い本を探すと思います。また、選んでもらってるほうも自分と同じ、大人ではない人たちが呼んでいるので、より親近感を持って読み聞かせを聞きてくれます。
委員会のこどもにも読んでもらう子にも利益があり、非常に効果的です。
6 しおり作り
本に挟むしおりのデザインアイデアを考えさせましょう。
本を読むことが多い子どもたちはしおりを使っていると思います。
そのしおりのデザインを、子どもたち自身に考えさせてみましょう。また、委員会の子だけではなく、他の子どもたちからもアイデアを集めても良いでしょう。
学校全体で集めた後に、最終決定は図書委員が行うことにすると良いと思います。
先生たちにもお願いしてデザインを考えさせるとより盛り上がること間違いないです。
7 図書館祭りを行う
夏休みや冬休み前なのに本をたくさん借りれるイベントを行いましょう。
その際に、たくさん借りるとビンゴやゲームが行えて景品がもらえるといった工夫をすると、どんどん借りにに来る子たちが増えること間違いないです。
図書委員を活躍させるかどうかは先生次第
どんな状況下においても工夫を凝らせば、様々な活動を行うことができます。
知恵を絞りだすことで、図書委員会の子どもたちが活躍して、なおかつ多くの子どもたちが本に親しめる環境づくりをしていきましょう。