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若手教員学びの場

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教育実習前にやるべきこと:万全の準備を行い、教育実習に臨む

教師になるために必要な教育実習

教員になるためには教育実習に行く必要があります。

教育実習は教師という仕事を知るファーストステップです。

いくのが楽しみだと感じる人もいれば、いくのが不安だと感じる人もいるでしょう。

行くからには、誰もが良いものとしたいと思うのが当然だと思います。

教育実習で良い時間を過ごすためには、しっかりと準備を行うことが必要となってきます。

十分な準備をしておけば、教育実習をより充実したものとすることができます。

そのために、必要な準備について考えていきましょう。

 

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1 担当する学年に関する教科書を読む

 事前に 担当する学年が分かっていれば、その学年の教科書を読むようにしておきましょう。もし、学校と連絡を取り、教育実習中のだいたいの範囲を聞くことができるのであればその範囲だけをより効率的に読むことができます。

しかし、それはなかなか難しいことが多いので、まんべんなく目を通すようにしておきましょう。

解説書などが通っている大学の図書館に置いてあることがあるので、一度出向いて確かめてみましょう。予め自分だったらどうするか考えながら読んでおくと、学級にはいって別の先生が授業しているときにもとても効果があります。

もし、購入する場合は研究授業の助けとなる指導のアイデアがのっている下のものなどを選ぶと良いでしょう。

 

 

 

2 自己紹介文を考える

 教育実習で、学校に行ってまず最初にあることといえば、自己紹介。

自己紹介は、職員室、全校の前、そして学級の中での3つの場面での自己紹介があると思います。

それぞれの場面に合わせた自己紹介を行うことが大切になってきます。 話す相手を意識して、自己紹介内容を考えていきましょう。

 

〇 職員室行う自己紹介

職員室で行う自己紹介は、あまり長くなりすぎないほうが望ましいです。

30秒から1分程度の短い言葉で挨拶をしましょう。

 

おはようございます。

今日から○○小学校でお世話になります。「△△」と申します。

子供達と積極的に関わり、先生方の技を一つでも多く学ぶことができたらと思います。

精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。

 

おはようございます。

今日から教育実習生として○○小学校に来ました「△△」と申します。

少しでも多くのことを学び、将来の教員生活で活かしていきたいと思っています。

ご迷惑をおかけするかもしれませんがご指導よろしくお願いします。

 

職員室での挨拶のポイントは、 「元気よく、明るく、ハキハキとすること」がとても大事です。その時の印象によってこの子に力を貸したいなと思ってくれる先生もいることでしょう。若さを生かし、しっかりと挨拶をしていきましょう。

もし失敗をしてしまっても、そこで悔やむことはありません。

毎日精一杯頑張っている姿勢を見せればきっとあなたの事を大切にしてくれるでしょう。

 

 

〇 全校での挨拶

全校で挨拶がある場合には、自分の名前をしっかり覚えてもらえるように、きちんとわかりやすく話すようにしましょう。

特に、聞く子ども達は年もばらばらで、小さい子どもたちもいると思います。

そのため、誰にでもわかりやすい話を心がけましょう。

自分の名前のあいうえお作文を作っておくと、親しみを持ってもらいやすいです。

また、体育館や外の場合は披露できる特技があれば披露してもよいでしょう。小学校であれば、その後の生活で子どもたちが親しみをもって寄ってくるでしょう。

自分の興味のあること、好きなことを自己紹介に交えて伝えておくと、その日から同じ興味を持った子達が駆け寄ってきます。

なので、趣味や特技をしっかりと入れておくと良いかもしれません。

 

はじめまして。

○○大学から来ました「△△」です。

今日から2週間○○学校でみんなと一緒に勉強します。

ごっこをするのが好きなので、ぜひ放課にさそってください。

よろしくお願いします。

 

はじめまして。

「△△」といいます。

本を読んだり、絵を描いたりすることが好きです。

最近鬼滅の刃という漫画にはまっているので、読んでいる人がいたら一緒に話をしたいなと思っています。

これから2週間よろしくお願いします。

 

 

 

〇 学級での自己紹介

 学級での自己紹介は全校、職員の前とは違い、時間には余裕があります。そのため、名前、趣味、特技以外にも話をすることができます。

例えば、好きな食べ物の話、休日にしていること、最近の目標や夢などの話をしても面白いでしょう。

その後、子どもたちに自分への質問は何か投げかけてみるとより関係づくりが楽になります。

子どもたちにたくさんのことを質問してもらい、自分のことをたくさん知ってもらいましょう。

 

  

3 自分だけの似顔絵を作ろう

子どもたちと関わる機会が増えるとプリントやノートを見る機会が出てくると思います。そんな時に、自分のサインやイラストが簡単にかけたら素敵ですよね。

なので、 教育実習が始まる前に自分だけの簡単なサインや似顔絵を作っておくと良いでしょう。

もし、似顔絵に自信がなければ自分だけの描ける簡単なキャラクターを決めておきたいてあげると喜ばれます。

特に、おすすめなのは犬や猫などの動物、そしてアンパンマンなど簡単に書けるキャラクターです。是非、何か一つ自分の好きなもの自分の似ているものを見つけてみてください。

 

4 教育実習中に必要なものの買い出し

 筆記用具やノートバインダーなど教育実習で必要な様々なものを準備しておきましょう。始まってからは慌ただしくなるので、実習前にきちんと買っておくことが大切です。おすすめのものは以下に紹介しておきますので是非見てみてください

 

koarateacher.hatenablog.com

5 目標をきめる

 教育実習にただ行くだけだと受け身になってしまいがちです。

そこで、教育実習での目標を立てましょう。「学級全員と毎日話す」「子どもたちのいいところを3つみつける」など、実際の教員になった際に役立つことを意識してやってみてもよいでしょう。また、教師は授業で勝負するものなので、10人の授業を見に行くや〇回授業をやらしてもらうといった内容や、板書計画を10回立てるという内容もよいでしょう。

 

事前準備が明暗をわける

事前に教育実習で何を学びたいか明確にしておくと、より充実した実習生活をおくることができます。また、ここでの経験がのちの教員生活に必ず生きてきます。多くの先生方からたくさんの技を盗み取り、自分の成長の糧としていきましょう。