カードゲームはトランプやウノだけではない
カードゲームといえばトランプやUNOという考えがあったのではないでしょうか。
しかし、それは昔までの考えです。
最近では新しいカードゲームが続々と出てきています。
コロナの状況も追い風となり、家でカードゲーム大会のようなホームパーティーを開くところも増えてきているようです。
誰でも簡単に取り組めるカードゲームは、子どもたちのつながりを作り、一人ひとりの関係を深めてくれます。
そのため、学校でも、トランプやウノを置くだけでなく、新たなカードゲームを置いていくことをお勧めします。
そこで今回は、学校でやると盛り上がるカードゲームを紹介していきたいと思います。
1 ボブジテン
カタカナの言葉をカタカナを使わないで説明していくゲームです。
例えば「アンパンマン」という言葉であれば、
「人間の体に発行された食品がついている英雄で、みんなを助けてくれる。
特徴は自分の顔を相手に食べさせてあげられるところ。。。」
といったように普段は何気なく使っているカタカナの言葉を説明するのが
発想力や表現力のいるゲームになるので、どちらかというと3年生以降に導入したいゲームです。
2 カタカナーシ
先ほど説明した「ボブジテン」というカードゲームと遊び方が似ています。
なぜならボブジテンをリメイクしたものだからです。
どちらも似ているので好みで選ぶと良いと思います。
ルールは先ほどと一緒で お題の言葉をカタカナを使わずに説明していきます。
カタカナーシはイベントカードを引くと、 「濁点・半濁点なしで」「ジェスチャーのみで」「ラップ風に」などの条件をもとに説明しなければならず、 表現が制限され盛り上がります。
3 ワードバスケット
こちらのゲームは皆さんになじみのある しりとりを改良したものとなります。
場に出ている一枚のカードを最初の文字、自分の手札にある文字を最後の文字として、しりとりの言葉を考えていきます。
また、普通のしりとりと違い、思いついた人から出していっていいのがこのゲームの醍醐味です。
手札が少なっていくほど、作り出せる言葉が少なくなっていくので、
いかにうまく言葉を発想できるかがポイントになってきます。
4 はぁっていうゲーム
一時期人気でテレビでも取り上げられたりしていましたね。
同じ言葉をお題に合わせて、言葉の強弱や抑揚、声色などで演技していくゲームです。
誰でもできる簡単なゲームになっており、解答発表で演技
A:なんでの「はぁ」
B:怒った「はぁ」
C:ため息の「はぁ」
D:力をためる「はぁ」
E:とぼける「はぁ」
といったようにお題があるので、プレイヤーはそれぞれ自分が引いたお題の番号の演技をしていきます。
5 どぶる
全てのカードには8種類の絵が描かれています。
その8種類の絵は、必ず他のカードと共通する絵が一つ書かれています。
なので、 2枚の中から共通の絵を見つけ出して、叫ぶという簡単なゲームになります。
なぜ必ず同じ絵が1種類入っているかは不思議なのですが、やってみるとはまってしまいます。
6 キャット&チョコレート
イベントカードに書かれているアクシデントを手札にあるアイテムカードを使って、話をつくりどう解決していくかを考えていくゲームになります
使うアイテムカードの数は山札に書かれている数字できまっており、2であれば2枚のアイテムカードを使ってアクシデントを回避する方法を見つけなければなりません。
例えば
イベント:「デート中におなかが痛くなったどうする?」
手札:「大仏」「忍者」「お花」「ケーキ」
山札:2
となっていれば、
「お花のにおいをかぎ、大仏の顔を想像することで、無心になる」
「忍者のように歩きながら、ケーキを詰め込む」
とアクシデントを乗り切るアイデアを出します。
半数以上がオッケーサインをだせばイベントカードをもらえ、ダメだったらもらえません。
ありそうな出来事やありえない出来事が起こるので、 いかに自由に発想できるかが重要となってくるゲームです。
7 会話型心理ゲーム 人狼DX
市民の中に紛れ込んだ人狼を探しだすゲームです。
人狼は市民の中に紛れ込み、昼は人と同じ姿をしています。
夜になると、オオカミとなり、市民を殺しに行きます。
市民チームと人狼チームに分かれ、勝負をしていきます。
昼と夜の時間があり、昼は話し合いを行い、処刑する一人を決めます。
処刑後、夜になると人狼が一人を決め殺害します。
市民チームは人狼を見つけ出し、昼のターンで処刑することができたら勝利
人狼チームは市民チームを夜のターンで殺すことができたら勝利です。
市民チームにも人狼チームにも能力をもった役職があり、上手く取り入れていくことで、ゲームを盛り上げていくことができます。以下は一部の例です。
騎士(市民)・・・夜の人狼からの殺害から指定した一人を守ることができます。
占い師(市民)・・・夜に一人を占うことができ、市民チームか人狼チームかみることができます。
狂人(人狼)・・・人狼側のチームとして市民チームを惑わします。
スパイ(人狼)・・・夜に一人の能力を封じ込めます。
カードゲームは絆をつくり、絆を深める
誰にでも取り組みやすいカードゲームは、人間関係を築くきっかけになります。
もちろん、トランプやウノも、誰にでもなじみがあるので、用意しておくとよいでしょう。
それだけでなく、今回紹介したような様々なカードゲームを用意しておくことは、必ず子どもたちのためになります。
カードゲームに親しませ、多くの子どもたちがつながりをつくれるよう環境を整えておきましょう。