冬休みは自分の力を高める最高の期間
長い2学期が終わり、ついに冬休みがやってきました。
冬休みは、自分の体や心を休め、リフレッシュする大切な期間です。
そして、体や心を癒した後は、3学期に向けて自分の力を高めてい行くことが大切となってきます。
自分の力を高めていくための一つの方法に読書があります。
読書は、自分が今まで知らなかった知識を教えてくれたり、新たな考えを生み出すきっかけになります。
たくさんの良い本に出会い、自分の価値観や考え方に影響を与えていってください。
1 子どもの褒め方叱り方
毎日子どもたちを教えていく中で、子どもたちへの声のかけ方、接し方などを意識して仕事に取り組まれている方が多いと思います。
特に、 教師の「褒め方」「しかり方」は子どもたちの成長へ、大きく影響を与えていきます。
しかし、どのような「褒め方」や「しかり方」がよいのかを中々自分で気づくことができません。
そこで、この本は日常の例をもとに、子どもたちのためになる声のかけ方や接し方を詳しく解説してくれます。
なぜそのやり方がよいのか、なぜそのやり方では悪いのかを具体例や根拠を示しながら説明してくれるのでとても分かりやすいです。
今までの自分の指導を振り返り、グレードアップしていきましょう。
2 ジェイソン流お金の増やし方
最近、FIREという言葉がはやっているように 経済的な自立を目指している方にお勧めの本となります。
特に、 教員は賃金が高いわけでも低いわけでもないため、いかに投資などで資産を築いていくかが大切となってきます。
この本では、誰もができるお金の増やし方について詳しく書かれています。
初心者でもわかるようなエッセンスがたくさん詰め込まれているので、自分のできるところを真似するだけでも大丈夫です。
将来のお金のことが不安な方、資産形成に興味のある方は一読の価値ありです。
今こそこの本を手に取り、 お金に対する考え方を変え、より幸せな未来を掴みましょう。
3 2030年 すべてが加速する世界に備えよ
皆さんはこれからの未来を予測できるでしょうか?
なかなか難しいですよね。
この本では、これから先10年で起こりうることがわかりやすく書かれています。
適当に予想した未来ではなく、様々な根拠をもとに話を進めてくれるので理解がしやすいです。
また、専門的な知識が豊富に詰め込まれており、しっかりと一つ一つの事柄について、深く調べられているのでとてもわかりやすいです。
科学技術、車、宇宙、VR、医療など多くの分野のテーマの未来を創造することができ、中には未来の教育に生かせることもたくさん含まれています。
学校だけの世界で生活し、外に出ることのない教員だからこそ、今世界で何が起こっているのか、どんなことが起こっていくのか知っておく必要があるでしょう。
10年先の未来の様子を想像し、これから先子どもたちにどんな力を育てていかなければいけないのか考えていきましょう。
4 超筋トレが最強のソリューションである
「人は裏切るが筋肉は裏切らない」
など、 心を支えてくれる名言の数々が記されています。
それだけでなく、実際に筋トレをすることによる効果も記されていて、読めば読むほど、自分の筋肉を成長させ、愛したくなります。
心身ともに健康な教員生活を送るために活躍してくれる一冊になっているので、ぜひ手に取ってみてください。
きっと、この本を手に取った後、誰もが知らず知らずのうちに筋トレしてしまっていることかと思います。
5 伝え方が9割
伝え方は人生の結果を左右するほど大事なテクニックです。
伝え方を工夫することで、結果を変え、人生をより良くする方法が書かれています。
自分が望ましい結果に導くために、相手の頭の中を想像して、言葉を精選し、丁寧に伝えていくことの大切さが述べられています。
伝えるときの考え方や切り口が様々な視点で書かれているため、職場でも生かせることが多いと思います。
また、覚えてほしいこと、伝えたいことがあるときに使えるクライマックス法など、子どもたちにも活用できることがあり、大変重宝しました。
伝え方のテクニックを学び、仕事に活かしていきましょう。
6 ライフピポット
世界の変化が加速し、人生がめまぐるしく変化していきます。
そんな中将来に不安を覚える方も多いのではないのでしょうか。
この本では、変化の多いこの世の中で、必要となってくる力について述べられています。
価値を提供できるスキルセット」「広く多様な人的ネットワーク」「経験によるリアルの自己理解特に、 良い人生を形成していくためには「価値を提供できるスキル」、「広く多様な人脈」、「経験による自己理解」の3つを蓄積していくことが大切だと述べています。
この3つを蓄積していくために有効な方法も書かれているので、自分の生活の中で実践していってください。
日々、自分を磨いていくことで、自分の周りの環境や世界の状況が変わっても対応して生きていける人になっていきましょう。
7 教師のNG思考
こうすれば上手くいくという成功方法が書かれているのではなく、こういう考え方は上手くいかないよというNG例について書かれています。
土井先生の若手時代にあった失敗談を例にあげて、話を進めているところもあり、
共感できるところが多々あります。
特に、 学習や学級経営において誰かのせいにするのではなく、まずは自分自身の指導に立ち返り、何か変えていくことはできないかという思考にしていくことが大切なんだとこの本で学びました。
他にも、学年や学校で全て一律にするのではなく何を揃え、何を揃えないべきかしっかり考えることが大切であることや、安定を大切にするのではなく変化しないことを退化と捉え、至っていない点をすぐに改善することの大切さを学びました。
6つのNG思考が書かれているので、教師として成長したいなと考えている方は一度読んでみると良いでしょう。