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若手教員学びの場

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修学旅行の下見で心掛けること:これさえ押さえておけば下見は完璧

修学旅行の下見でやるといいこと

子どもたちと修学旅行に行く前に、修学旅行先に下見をする機会があるかと思います。

この下見は、のちの修学旅行での活動を充実したものにするため大変重要です。

前もって下見をしておき、見学の際にスムーズに動けるようにしましょう。

では、下見の際にどういった点を見ると良いのでしょうか。

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1 移動時間の把握

一つ一つの移動にかかる時間をきちんと把握しておきましょう。

そのため、車でバスが通るのと同じ道で通ったり、電車であればきちんと時間を調べて電車で移動すると良いでしょう。

そうすることで、 移動時間に無理がないかどうかが分かります。

また、長距離を移動する場合などには、トイレ休憩も必要となってくるので、 どのタイミングでトイレ休憩をとると良いか考えていきましょう。

さらに移動時間の長さによってはバスレクを行うこともできるので、どの移動区間で行うか予め考えておきましょう。

koarateacher.hatenablog.com

2 トイレの場所の確認

先ほどにも出てきましたがトイレの場所の確認は必須です。

各場所でのトイレの確認、どの時間にトイレに行けるのか、どこにトイレがあるのか、きちんと把握しておくと良いでしょう。

また、 トイレの内部に用を足すところがいくつあるのかきちんと把握すると良いでしょう。

特に、女の子はトイレが個室になると思います。

そのため、1学年に人数が多いととても長蛇の列になってしまうことがあります。

その場合は、複数箇所トイレの場所を知っておく必要があります。

 

なので、トイレの場所だけでなく、中のトイレの個数をきちんと把握するようにしましょう。

 

3 アレルギー対応の確認

修学旅行ではご飯を必ず食べると思います。

また、1日の中で複数の場所でご飯を食べることになると思います。

一つ一つの場所で、きちんとアレルギーの対応について確認していきましょう

アレルギーは命にかかわってきます

子供一人一人が、そして保護者一人一人が、安心して修学旅行のご飯を食べられるよう必ず確認を忘れてはいけません。

アレルギーの物質が入っていないか、アレルギーのものがあった場合は代替品はあるのかどうかきちんと把握するようにしましょう。

 

また、アレルギー食材の一覧をもらった後、教員だけで判断してしまうのではなく必ず親御さんの確認をしてもらい、駄目な食品はないか確認してもらいましょう。

 

そして、修学旅行当日では、万が一他の対応でアレルギーの児童の対応ができなくなる場合があるので、全教員で対応ができるよう準備をしておきましょう。

 

 

なので、誰もが自然に見ることが出来るような対応策をあらかじめお店の型と話し合っておくと良いでしょう。

 

当日決められた場所やお盆などに何かを貼っておくことで、アレルギー物質の混入を防ぐことができるので、その方法はお勧めです。

4 それぞれの見学場所についての情報の確認

修学旅行は遊びに行くのではなく学習をしにその土地を訪れています。

 

よくあるのは京都、奈良、長崎などですが、 その土地で何を学ばせたいのか下見のうちにしっかりと考えておきましょう

また、その建造物などを写真に撮っておくと、後のしおりを作る際にとても役に立ちます。

しおりにはメモだけではなくクイズも盛り込んでおくことで、しっかり学習できたかどうか把握することができるのでおすすめです。

 

見学場所での情報をしっかり集めておき、教員も説明できるようにしておきましょう。

 

ガイドさんが付くことが多いですが、一番前で喋っていると1番後ろの子は聞こえないことが多いです。

そのため、 ガイドさんがいなくても子供たちに正しい情報を伝えられるようにしっかりと学んでおくと良いかもしれません。

 

最近では、ネットなどを使って詳しく調べることができるので、下見の前に調べておくとより知識が定着し指導に生かしやすいです。

 

るるぶなどの情報誌もわかりやすくまとめられているので、まず入りとしてみるのはお勧めです。

 

5 集合写真の場所の確認

修学旅行で写真屋さんに思い出の写真を撮ってもらうと思います。

もちろん個人の写真も何枚もありますが、全体での写真もとらなくてはなりません。

 

そこで、 全体写真が取れそうなスポットを予め考えておきましょう

広くて、建築物や風景が一緒に移る場所がお勧めです。

 

何事も準備が大事

修学旅行を良いものとするかは準備にかかっています。

子どもたちの記憶に残るたびになるよう、しっかりと準備をして当日を迎えましょう。