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若手教員学びの場

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サルいやゴリラでもわかる体育主任の仕事:持久走大会の事前準備

持久走大会に向けて

冬が近づくと持久走大会がある学校もあると思います。

持久走大会に向けて何も準備をしていないと当日を迎えることができません。

周りからなにもしてないのと言われてしまうでしょう。

そこで、 あらかじめ持久走大会に向けてどんな準備が必要か把握しておき、

計画的に準備を進めていけるようにしましょう

そうすることで、無事持久走大会を終えることができます。

 

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1 カードの印刷 

子どもたちは持久走大会に向けて練習に取り組み、本番でも一生懸命力を発揮することかと思います。

そういった 子どもたちの努力や頑張りをカードがあれば、記録しておくことができます

 

また、毎年記録しておけば子どもたちは自分の成長を実感することができます。

どの学年も同じ距離を走ることになっていれば、より一年の成長が明確となるでしょう。

持久走大会に向けて考えられるカードとしては、下記のものが考えられます。

 

①駆け足カード

日々の練習の記録を示したもの

走った分だけ色をぬったりできるようにしておくと楽しく取り組めます。

可能であれば学年に応じたカードを作れると良いと思います。

 

②1000mカード

練習で1000mを何分で走れたかきろくするもの

全学年で統一してもいいですが、1~3年は500m、4~6年は1000mとしても良いでしょう。

 

③持久走記録カード

毎年の記録を綴ったもの

大会の記録を継続して記録していくことで、自分の成長を実感することができます

必要に応じて親のサインを設けても良いと思います。

 

④順位カード

ゴール直後に渡す順位のカード

ゴール後に順位のカードを渡すようにしておくと、学級に戻った後も自分の順位を忘れることがないので安心です。

また、 順位の伝え忘れがなくなるので、とても便利です。

順位カードは走る人数分だけ用意して起き、余ったものはレース前に取り除くようにしておきましょう。そうすることで、全員が走り終わった後にカードをきちんと配ることができたか確認できます。

 

2 昨年度の写真の印刷

昨年度の写真があるとなにがどこに置いてあったのか、どこにラインを引けばいいのか一目瞭然です。

昨年度の写真を参考にすれば、スムーズに準備することができます。

また、仕事の分担と共に写真も渡すことで、指示を出さなくても動くことができるようになります。

 

印刷した写真は、職員室の窓際掲示し、誰でも目のつくように工夫しておきましょう。

3 必要器具の準備

持久走大会は道具なしに進めることができません。

必ず計測器やスタートの旗など、多くの道具が必要となってきます。

そこで、 持久走大会で必要となってくる器具を予め準備しておきましょう。

 

特に、昨年度使用して、そのままでしまってあると、壊れている場合があるので、使用できるかしっかり確認しておきましょう。

 

また、 自分で分からなければ昨年度の資料を確認したり、他の先生たちに聞いてみたりするとよいでしょう。

 

koarateacher.hatenablog.com

4 表彰データの準備

持久走大会がおわると表彰を行う学校もあると思います。

そこで、 あらかじめ表彰のデータの準備をしておきましょう。

ネットにある表彰状などのテンプレートを上手く活用し、毎年使えるものを作っておくと便利です。

画用紙に合わせて、賞状のデザインがでるように予め用意し置きましょう。

 

また、Excelに入力できる場所を作っておき、各学年で結果を入れてもらうことで、差し込みの印刷が可能になるので、試してください。

 

5 仕事の割り振り

持久走大会の準備を体育主任だけで行おうとはしていないでしょうか。

さすがにどんなにできる人であっても一人では準備はできません。

たとえ上手くいったとしても、体や心を壊すことにつながるでしょう。

そこで、 周りの先生方の力を頼っていきましょう。

あらかじめ、 カードや賞状、道具の準備などの必要な仕事を割り振り、体育主任は全体の進行が上手くいっているか確認する役割をしていきましょう。

 

6 起案

上記のことをもとに持久走の計画を起案する必要があります。

はやめに、起案をしておき、スムーズに進められるようにしていきましょう。

また、 起案する前に、割り振った仕事の担当者に根回ししておくと会議のときに文句が出ず、効果的に進めることができます

 

万全な準備が成功を生む

備えあれば患いなしという言葉があるように、きちんと準備をしておけば、どんな状況にも対応していけます。

あらかじめ、 なにをする必要があるのか、どんなものを準備しなければならないのか把握しておき、計画的に仕事を進めていきましょう