運動会の最初の準備と言えばペグ打ち
運動会で必ず事前にやっておかなければならないペグ打ち。
一年間ずっと埋めたままで良い場合は昨年度のものを使用すればよいですが、
運動会が終わるたびに抜いている学校は 運動会の練習が始まる前にペグ打ちが必要となってきます。
初めて体育主任を任された場合は以下の手順を参考に見通しをもって進めるようにしていきましょう。
また、体育主任の経験がある人も、より効率よく行うことはできないか参考にしていただければ幸いです。
1 必要な道具の確認
運動会のペグを打っていく前にまず必要な道具がそろっているか確認していきましょう。
〇ペグ
〇メジャー
〇三角定規、分度器
〇トンカチ
2 運動場の図面の確認
必要な道具が揃ったら、次は運動場の図面を探していきましょう。
昨年度のデータもしくは紙媒体があるはずなので、引継ぎされた資料を見て見ましょう。
このときに、万が一資料がなければ、前年度の体育主任もしくは、現校務や教務に聞いていきましょう。
3 運動場のどの場所に何色のペグを打つか考える
運動場の図面が確認出来たら、それをプリントアウトし、どの場所にペグを打っていくか考えていきます。
〇 列の先頭の立ち位置
〇 基準列の立ち位置
〇 50mラインの基準
〇 テイクオーバーゾーンの基準
〇 200mのトラックの基準
〇 児童席の基準
〇 各演技で必要となる目印(必要であれば)
〇 その他に必要な目印
これらの位置が決まったら、何色の印にしていくか考えていきます。
色を変えておくことで、子どもたちが覚えやすくなったり、教員が線を引きやすくなったりしていきます。
また、指示も出しやすいのでお勧めです。
4 必要手順を考える
目印の打つ場所が決まったら、どの手順で打っていくと効率が良いか考えます。
どの基準から打っていくとはやいか考えるとよいです。
「50mのメジャーを縦に伸ばして、5mごとにペグを打っていく。」
「50mのメジャーを縦に伸ばし、100mのメジャーを横に伸ばし、90度交わるところ基準にする」
など一つ一つのてじゅんを具体的に考えていくとよいです。
誰が見てもわかる言葉でつくっていくことを意識し、自分がいなくてもひいてもらうことができるようにしましょう
5 役割分担をする
手順が決まったら役割分担をしていきます。 役割分担をすることで効率的に作業を進めることができます。
低学年・中学年・高学年・特別支援・その他の先生といったように役割分担していくとよいでしょう。
3つや4つのグループが同時に動いていくので、それぞれのグループがどの順番で動いていくと良いかしっかりと考えておく必要があります。
体育主任は役割をもたず、指示を出したり、分からない人を補助するようにしておくとスムーズに仕事が進んでいきます。
やらなければならないことだからこそ、効率よく行う
運動会のペグうちは、練習や本番でのライン引きを助ける大事な仕事です。
みんなで運動会を作っていくことを意識し、協力して仕事を行っていきましょう。