根回しは自分の仕事をやりやすくする
皆さんは新しい企画や提案などの際に根回しを行っているでしょうか?
根回しとは、交渉や会議などの際に、ことが上手く運ぶよう、前もって話をしておくことをいいます。
そのため、 根回しは交渉や会議のための準備といえるでしょう。
準備というと大体の人は、資料作成だけで終わってしまう人が多いと思います。
しかし、できる教員はそこから一歩踏み込んで、準備を行うのです。
根回しを予め行っておくと、会議などがスムーズに行え、自分の意見が通りやすくなります。
たった5分取るだけで、仕事の効率が大きく変わるのです。
根回しは仕事を上手く行うための成功のカギと言えるでしょう。
では一体誰に根回しを行うと良いのでしょうか?
1 四役
四役は学校の方針や行動を決める際に重要な役割を担っています。
そのため、提案する際は必ず書類などに目を通してもらうことになると思います。
そこで、書類を提出する際に、「こんなことやろうと思っているのですが」と一言声掛けをしておくと通りやすくなります。
特に、新しい試みなどは提案する前に、話をしておかないとこんなの聞いてないよと案を断られる可能性が高くなるので気をつけましょう。
「報告が来てないよ?」となるのではなく、「この前頑張ってたあの書類ね」となるよう絶対に気をつけなければなりません。
報連相をしっかりと行うことが信頼にもつながってくるので必ず四役には根回ししておくようにしておきましょう。
2 反対意見をよくだす人
どの学校にも必ず一人はいるであろう反対論者。
どんな意見をだしたとしても必ず意見をしてくると思います。
反対意見を予想して資料をつくっていってもよいですが、それよりも
その人を 味方にしてしまったほうが何倍もはやく、何倍も楽です。
あらかじめ、会議の前に、その人に資料をつくってみせておき、
意見をもらっておくようにしましょう。
すると、自分の考えた案がその人と一緒に考えた案になるので、その人も会議では反対意見をだしてくることが少なくなります。
また、その人と企画を進めたことで、周りの人も口を出しにくくなりスムーズに会議を信仰できるようになります。
敵にすると嫌ですが、味方にするとこんなにも心強い味方はいないと思います。
3 大変な業務を任せなければいけない人
なにか行事などを行っていく場合には、仕事を任せていくことになると思います。
その際、資料に役割分担について書かれている資料を見ることになります。
しかし、急に大変な仕事がそこで入るのが分かると気分が悪くなってしまいます。
そこで、あらかじめ「この仕事をお願いします」と声をかけておくことで、気分よく仕事を引き受けてくれることにつながっていきます
相手が気持ちよく引き受けてくれるよう計画的に根回しをしていきましょう。
根回しは仕事を円滑に進めるための必須技術
根回しが悪いことのように感じている人もいますが、
根回しは効率よく仕事を進めていくうえで必要な技術なのです。
自分の案を会議の前によりよいものにすることができ、自分の案・考えを通りやすくすることができます。
ぜひ、今後の生活に活かしていってください。