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学校で忘れ物がなくならない子どもへのオススメの対処法6選:忘れ物は必ずなくせる

 

忘れ物が多くて困っている子いないでしょうか 

忘れ物がなかなか無くならず、いつも注意されている子はいないでしょうか。

忘れ物が多いと、学習に遅れがでたり周りに迷惑をかけたりしてしまいます

しかし、 忘れ物をなくすように声をかけても無くなることはなかなかないと思います。

どんだけ怒ったとしても、その子に響くことは少なく、その場で反省だけをして繰り返すということが多いです。

そのため、忘れ物する子に対して怒ったとしてもなにも変わっていきません。

では、どのようにしたら忘れ物が少なくなっていくのでしょうか。

 

子どもの特性を把握する

まずは、忘れ物が続いている子がどんな性格なのかしっかり把握していきます。

どうして忘れ物をしてしまうのかその子の話を聞きながら子どもと一緒に考えていきます

忘れ物をする理由は、準備不足、準備したのにも関わらず忘れてしまう、そもそも準備しようとしていない、準備する時間がない、後回しにしてしまう癖があるなど多岐にわたります。

原因を考えた上でその子に合った方法を考えていきましょう。

1 帰ったら即準備をさせる

朝出発の時間ぎりぎりに準備してしまう子どもはたくさんいると思います。

ぎりぎりに準備を行ってしまうと、余裕もなく親にせかされることも多いので、慌ててしまい、持ってくるのを忘れてしまいます。

後回しにしてしまったり、余裕が無かったりする子、計画性のない子に多いと思います。

そこで、 帰ったら即準備の習慣をつけさせましょう。

帰宅後すぐ準備させることで、準備をし忘れるということがなくなります

ただ、すぐに外に遊びにいく子はこの方法は向いていないので、一度試してみてダメだったら他の方法にすると良いかもしれません。

 

2 目につく場所にかく

大事な提出物や持ち物がある場合は、忘れないようにメモを書くということをよくやると思います。しかし、 そのメモを見るという行為自体を忘れてしまっては意味がありません。

そこで、なにもしなくても自然目に見える場所に書いていきましょう。

その一つに、手に書くというのもがあります。

ただ、教師が無理矢理やらせてしまうと、体罰になってしまう場合もあるので、注意が必要です。

そこで、ランドセルの開いたところや外側に忘れてはいけないものを付箋やマスキングテープなどに書き、貼っていくと良いでしょう。

忘れない場所に書くというのがポイントで、忘れていても自然とみて、思い出してしまうような場所に書いておきましょう

 

3 準備の時間を取る

1日の自分の時間の管理ができていなために、準備ができていないケースもよくあります。

そういった子に、家庭科の時間と同じように、自分の1日の生活の時間を書かせると、「次の日の準備」という項目がぬけていることかと思います。

そこで、しっかりと 「次の日の準備」という時間を自分の生活の中に入れさせましょう

そのために、子どもと一緒に1日の中でどこだったら準備の時間をいれれるか考えていきましょう。

 

4 何度も繰り返し話題に出す

子どもが学校にきたら、昨日はどのように準備したか話すようにしましょう。

すると、 準備の話が、何度も話に出てくることで、思い出す回数が増え、脳が大事な事として認識するようになってきます。

日々声掛けを行っていくことで、子どもたちの頭の中にいつも持ち物をチェックするという心構えをつけさせていきましょう。

5 忘れ物なかった日にシールやスタンプ

忘れ物を無くしていこうと子どもと決め、それを継続していくためにスタンプやシールを活用していきましょう。すると、子どもたちは より高いモチベーションで忘れ物対策に臨めるようになります。

また、 シールやスタンプをしていく場所を連絡帳にしておくと、自然と保護者にも目が行くようになります。

子供の日々の成長の軌跡が一目瞭然なので良い方法と言えるでしょう。

 

6 懇談会で保護者と話す

懇談会で保護者と忘れ物の件で話をしていきましょう。

ただ、こちらからなくすように指導してほしいというスタンスでは保護者の怒りをかってしまいます。

まずは、家での様子を聞き、

そのうえで、「○○さんが将来困らないように、少しずつ忘れ物を減らしていけたらと思います。忙しいと思いますので、時々声掛けしていただけたら助かります。」などと伝えていきましょう。

親も困っていて、こちらに助けや助言をもとめるようであれば、アドバイスを提案しても良いでしょう。

その際は、忘れ物のチェックボードや忘れ物チェッカーなど 忘れ物を減らすためのアイテムを紹介していっても良いでしょう。

 

 
 
 
 
 
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忘れ物は必ず減らせる

忘れ物は必ず減らすことができます。

そのために、 できるだけ早くその子に合った方法を見つけていくことが大切です。

様々な方法を試して、忘れ物をなくす方法を見つけていきましょう