宿題チェックを工夫して、業務効率化
学校といえば宿題チェックが切っても切り離せません。毎日宿題を出すのが習慣になっている学級が多いのではないでしょうか。少しでも、効率的に宿題チェックを行うことで
1 自分たちでチェックさせる
①前にカゴと名簿を置く(登校して一番最初に宿題を出す人にやってもらう)
名簿は成績を書くときにつかうものでいいです。
②宿題を出したら、名簿に「〇」をつける。忘れた人は「わ」と記入させる。
ここで大切なのが、忘れた人に必ず記入させることです。忘れたことに関して自覚をもたせ、今後どうしたら宿題を忘れずに出すか考えるきっかけになる。
③宿題係や学習係にチェックがない人がいないか確認させる。
チェックがついていない人がいれば直接声をかけさせます。忘れた人は係に伝えるだけでなく、先生にもいいに行かせます。その際どうしたら解決するか一緒に考えます。
2 グループでチェックさせる。
グループで一度チェックすることで、細かい確認ができ、一人一人の成長が望めます。忘れ物が多い子どもだけじゃなく、忘れ物が少ない子どもの成長にもつながるのでこの方法もつかえます。
①グループで週交代の当番を決めます。
②当番を中心に朝登校したら宿題のチェックを行います
宿題ができているか確認させ、忘れている場合は先生に言いに行くように伝えます。
宿題チェックを行うときに、わからないで解けない問題があった場合はグループで
教え合わせたり、考えさせたりします。
3 自分で答え合わせをさせる
方法1 黒板に答えを貼る
黒板に前日の宿題の答えを貼っておくことで、登校後自分で答え合わせを行うことができます。自分で答え合わせをする力を養うことでこれから自主的に学んでいく力を養います。それだけでなく、どの程度理解しているか目を通すだけで済み、こちらで丸をつける時間が無くなるので、仕事の効率化にもつながります。
方法2 グループで答え合わせをする
グループがそろったところで、答え合わせをさせます。その際に答えを配るのではなくて、みんなで解いた答えを持ち寄ります。答えが分かれてしまったときは、自分たちでどの答えが正しいか考えさせることで学びを深めます。
4 係にチェックさせる
音読カードやリコーダーカードなど毎日ハンコで済むものは、係にチェックさせることで、丁寧に見てもらうことができます。教員が見るより子どもが見るほうが時間をかけてみることができます。
宿題のチェックを上手く行い、時間を作ることで他の業務にあてることができます。
子どもたちの成長のために、自分の生活に潤いを持つためにも仕事の効率化をはかっていきましょう。