冬休み明けにやるべきことは
冬休みが開け3学期が始まります。
3学期初めになにをしておくとよいか皆さんは考えたことがありますか?
3学期の初めに予めなにをすると良いか考えておき、計画的に行動することは学級経営の上でとても大切な事です。
3学期初めの始業式の日になにをやっておくとよいか考えていきましょう。
1 子どもたちの様子の確認
長い休みの後は、子どもたちの様子に変化していないか必ず確認していきましょう。
顔色、返事の様子、仲間との関わり方、おかしいなと思うところがあれば声をかけるようにしていきましょう。
また、休み明けは久しぶりに会うため、先生に話しかけにくいなと思う子もいるに違いありません。
こちらから心をオープンにし、1・2学期同様に良い関係が築いていけるようにしていきましょう。
2 学級のルールの再確認
休み明けは、久しぶりの学校になります。
そのため、学級でのルールを忘れてしまっている子どももいるでしょう。
そこで、 先生から予めルールの確認をしていくと良いです。
そうすることで、誰もが安心して過ごしやすい教室を作ることができます。
特に 人間関係のルールや学習のルールについてはきちんと確認をしていくと良いでしょう。
3 提出物の確認
冬休みに出した宿題の確認をしていきましょう。
予め、提出場所をつくっておき、名簿に〇をつけさせていくと確認が楽です。
番号順に集めたほうがいいものは、授業時間内に順番に提出させると良いでしょう。
また、丸つけが必要なものは自分たちの力でやらせることで、力をつけていきましょう。
4 持ち物
学校に必要なものをいつまでにもってこればよいか、子どもたちと一緒に確認していきましょう。特に図工や家庭科、習字で使う可能性があるものは、授業が始まる前に準備させておきましょう。
背面黒板の予定表のところに、いつまでにもってこればよいか書き込んでおくと良いでしょう。
〇 お道具箱
〇 習字道具
〇 絵の具
〇 裁縫セット
〇 彫刻刀
5 係や当番を決める
3学期の係や当番を決めていきましょう。
特に3学期は1年の集大成です。
今までの係や当番でいらないものや学級をよくするために新たに必要な係や当番を話し合い、子どもたちと一緒に決めていくと良いでしょう。
欠席がいる場合は、仮決定で黒板に掲示したままにしたり、全員そろってから決めたりすると良いかと思います。
6 書き初めや作品の掲示
子どもたちが冬休みにつくってきたものを作品を掲示するのを授業時間内にすませてしまうと楽です。
冬休みの日誌などを子どもたちが丸つけている間に、掲示していくと良いでしょう
。
習字の紙でそのまま掲示してしまうと、画鋲で破れてしまうことが多いので、画用紙にはり、それを貼るようにすると良いでしょう。
7 学級の絆を深める活動を
冬休み明けには冬休みの話題を生かした活動をしていくと盛り上がること間違いなしです。 学期初めに学級での絆を深め、良い3学期が迎えられるようにしていきましょう。
良いスタートが良い締めくくりにつながる
3学期の始まりを良いものとすることで、その後の時間を良いものとすることができます。
良い学期にするために計画的に行動していきましょう。
そしてゆとりがあれば、教師としての力を高めていくために、時間を使っていきましょう。