家庭科調理実習コロナ禍でどうする?
小学校5・6年生の家庭科では調理実習があります。
しかし、このコロナの中で行うのは大変難しい状況になってるのが現実です。
学校の授業は、市や県のコロナ対策の対応の仕方に準じて行われています。
なので、市や県が調理実習は行うことが難しいと判断していれば、行うことはできません。無理やりやってしまうと責任はとれないのでやめておきましょう。
もし、調理実習を行うと可能と判断されている場合はどうすれば良いのでしょうか。
1 具材・調理用具は自分のぶんだけ持ってきて自分で調理する
人の具材を触ってウイルスが付着し、感染しては意味がありません。
そこで、一人一つ料理を作らせるようにしましょう。
また、全員で行うのは難しいため、全員で行うのではなく、クラスの半分に分け調理する組、別の行動をする組の2つのグループに分けましょう。
別の行動する組では、次の調理実習の計画を立てさせたり、手縫いで別の物を作るなど縫い物をさせたりしておきましょう。
できるだけ、調理場に立つ人数を少なくしておくと感染の可能性が低くなります。
また、調理器具に関しても、一人一つ調理器具を使わせるようにしましょう。
フライパンや包丁などが足りない場合は、家から持って来させ、一人一人が自分のマイ調理器具を使って調理できると感染のリスクも抑えることができます。
2 消毒・手洗いの徹底を行う
次に、消毒液の準備です。調理器具を消毒することは、コロナに感染するリスクを減らすことができます。
逐一、調理器具を除菌させ、リスクを抑えてをさせましょう。
また、必ず子どもたちの手洗いを徹底させ、家庭科室にはウイルスを持ち込まないようにさせるのが得策です。
その後、アルコール除菌をすることで、より感染リスクを抑えることができます。
3 食事はせず、調理のみにする
もし万が一、調理実習ができないが調理のやり方を学ばせたいという場合は、切り方のみ学習させても良いかもしれません。その際は、学年の畑で理科の授業の際に使うものなどを栽培しておき、育った野菜を様々な切り方で切らせてみるというのも良いかもしれません。
なので、感染のリスクがある際は不安な場合は調理の仕方だけ学ばせ、材料は最終的に学校で飼っているうさぎなどの餌にすると良いでしょう。
4 家で調理する
調理事態も困難である場合には、計画づくりを学校で計画を行わせ、家で作ってくるというシステムにしても良いかもしれません。その際は、クックパッドやデリッシュキッチンなど美味しい料理を掲載されているサイトを調べさせ、料理計画を立てさせましょう。
そして、夏休みや冬休みなどに家で調理をさせる宿題を出しましょう。
調理をした後に、食べてもらった人の感想などを書くスペースを作っておくと実際に調理に取り組んだかどうかが分かります。
また、絵などを書くスペースや写真などを貼るスペースを作っておくことにより意欲が高まります。さらに、あらかじめ何枚か配布しておき自分だけの料理本のように作ったものをたくさん本のようにさせても良いかもしれません。
まだまだたくさん方法あると思います。
自分たちの学校の実態コロナの感染状況などに合わせて適切な方法をとっていきましょう。