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コロナ禍でも行える児童会選挙のやり方について考える:児童会選挙アイデア

コロナの状況下の児童会選挙のやり方

 毎年行っている児童会の役員を決める選挙。子どもたちにとっても、代表を決めるためにとても大切な行事です。

さて、そんな選挙をコロナ禍で体育館に一同に集めてやることはなかなか難しいと考えられます。

では、そんなコロナの状況でどのような工夫をしたら、選挙を効果的に行うことができるでしょうか。

 

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1 モジュールの時間に選挙演説

 各教室に話に行く演説の時間を、給食の時間ではなくモジュールの時間に行うとリスクを減らすことができます。

選挙の前の演説を給食の時間に行う学校が多いのではないでしょうか。

しかし、給食の際に演説を行うことはコロナ感染のリスクを高めます。

そのため、演説の時間を給食の時間からずらす方法を考えましょう。時間帯としては、朝の会の時間、モジュール、帰りの会の時間、部活動の時間などが考えられます。

 

少しでもコロナ感染のリスクを減らすことを考え給食の時間に行うことを避けましょう。

 

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2 放送で演説を行う

 放送で簡単な演説を行わせてみましょう。

放送では、自分の簡単な公約などを述べ、どんな人柄なのか、どんなことをしようとしてるのか、を伝えさせましょう。

余裕があれば、各教室で担任の先生が黒板に演説者の顔貼ってあげることで、今演説している人の顔をイメージしながら聞くができます。

GIGA スクール構想が進んでいるので、もし校内で wi-fi が使え動画がそのまま各教室に移すことができるのであれば、別の場所で演説を行い、その様子をテレビで映しても良いかもしれません。

 

3 掲示板に顔つきの公約を貼る

 やはり普段立候補者に関わる機会がないと、誰が、どんな名前で、どんなことを目標としてるのかが分かりません。

そのため、掲示板に立候補者の顔、どんな学校にしたいか、そのためにできることなどの公約を貼りましょう。

街で見かけるポスターと同じように選挙を行うことで、子どもたちは現在行われている選挙の仕組みについても学ぶことができます。

 

4 動画を撮る

これも最近の選挙と同じですが、自分の PR 動画を撮っておきましょう。

それぞれが工夫して動画を作成し自分の良さを周りの人に伝えさせましょう。

そういった選挙活動を行わせることでより投票する人にとって立候補者を身近な存在に変えることができます。

 

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今だから行える選挙の形を

 コロナ禍の今だからこそ、逆に既存のやり方を見直すいい機会です。古き良いもので使えるものは残し、新しく取り入れられるものは取り入れることで、よりよい児童会選挙にしていきましょう。特にICT機器の発展はめまぐるしいものがあるので、上手く導入していきたいですね。