20歳から資産運用に目をつけているだけでまずは勝ち
働いてまだそれほど時間のたっていないうちに お金の大切さに気付き、資産の築き方の勉強をし始めている時点で、既に周りの教員よりも何歩も先にいます。
時間は投資において大きな武器になることは間違いがないです。
また、教員は安定した収入が見込め、ある程度収入も得ることができます。
そこで、適切な資産運用のやり方を学び、豊かな人生を切り開いていきましょう。
銀行にだけ入れておくのはリスクと知る
皆さんは、もらったお金を銀行に預金するだけで過ごしていないでしょうか。
昔は銀行に入れておけば、利子も高く、あっという間に資産を築くことができました。なので、親やおじいちゃんおばあちゃんは、銀行預金を進めてくると思います。
しかし、今は違います。銀行預金の利率を知っているでしょうか。
昔は3%前後あったものが今では0.05%程度しかありません。
100万預けても一年で100万500円にしかならないのです。
また、 現在、インフレと呼ばれる世界の物価が上がる現象がおきており、銀行に預けているだけだと、実質的に価値が目減りしていっていることに気付くと思います。
そこで資産運用をしていき、自分の資産を築いていくことがとても大切になってきます。
ふるさと納税と積み立てNISAはMUST
ふるさと納税も積み立てNISAはどちらとも国が進めている制度となります。
国の制度は知っている人だけが得するシステムとなるので、早々に始めると良いと思います。特に、この二つは税金優遇などの面でも強みを持っているので、お得です。
ふるさと納税は2000円の自己負担で2000円以上のお得な特産品(肉や魚、果物など)をもらうことができます。
2000円の自己負担も工夫することで実質0にすることができるので、やらない理由はないかなと思います。
積み立てNISAも国が進めている制度であり、NISAという形で知っている人もいるかと思います。金融知識の深い人であれば、NISAを使ってもよいでしょうが、初心者は積み立てNISAを使うと良いです。(もうすぐ、新しい形のNISAが誕生するようです。)
積み立てNISAでは、 国が進めているため優良商品が多く、運用益が非課税になっています。
また、 積み立てることでドルコスト平均法というリスクを抑えた投資を行うことができます。 リスクを低減させることができるため、初心者にとって大きなメリットと言えるでしょう。
積み立てNISAを始める際には、全世界もしくは全米に投資されている経費率の低いインデックスファンドを選ぶのが良いと思います。
株式投資はBETTER
株式投資と聞くと、どうしてもチャートとにらめっこしている様子が思い浮かぶと思います。
しかし、初心者がチャートの様子から売り買いのタイミングを判断し、短期売買で儲けるのは至難の業です。
そこで、お勧めなのが、VTIやVOO、SPYDといった米国の優良企業に機械的に分散されたETFという商品を買うことです。
ジェイソンさんや両学長、ひろゆきさんなど多くの人がお勧めしているように、 基本的には米国株のETFを買って長期で保有すれば、資産が減るリスクはほとんどなく、資産が増えていくと思います。
また、米国に投資するという観点では、米国株がずっと1強という時代は長く続きはしないと思いますが、株式に対して長い歴史をもち、資本主義が根付いている国に投資するのはリスクが少ないと思います。
そのため、米国の優良企業が集まったお買い得のETFを買い、投資をしておき、長期で保有することで、利益を得ていくのが良いかと思います。
確定拠出年金はSELECT
確定拠出年金は税制面についてメリットが大きいですが、60歳まで引き出すことができないため、身動きがとりにくいのがデメリットです。
20歳はまだ結婚、出産、家の購入などたくさんの資産が必要となってくる場面が増えてくるので使い勝手が悪いように思えます。
ただ、税制優遇の面では、積み立てNISAなどよりも大きいので、資産に余裕がある場合は始めると良いでしょう。
貯金用口座を作る・ネット銀行の開設
20代は、結婚や子育て、家の購入などお金が必要となってくる場面が多いです。
そんなときに、お金が無くて選択肢が狭まってしまうなんてことがあったら嫌ですよね。
そこで、 お金を貯めることができない人は、給料から毎月一定額が自動的に他の口座に行くように手続きをしましょう。
その際も、 ネット銀行の方が利息が大きいので、ネット銀行に預けるようにしましょう。
また、教員は財形貯蓄などもあるので、そちらに入れることを考えても良いと思います。
支出を抑える
携帯電話、サブスクリプション、保険、ネット料金などは定期的にお金が吸い取られていきます。そこで、料金の見直すことで支出を抑えていきましょう。
1か月に1万円帰ることができれば、1年で12万円の支出を抑えることができます。
お金を増やすだけでなく、支出を減らすことも資産運用では大切な事です。
20歳はまず行動することが大切
20歳で活かせることは時間という武器です。
迷っている時間がもったいないです。
まずは、口座を開設して一歩ずつ始めていきましょう。
その後、自分なりにあった方法を探していくと良いでしょう。
リスクが怖いなという方は、少額から始めていくことで、少しずつ慣れていき、資産運用に対する恐怖心を減らしていきましょう。