教員ストレスをためないために
多忙化が叫ばれる今、教員は多くのストレスにさらされています。
多様化する子どもたちへの対応、保護者への対応、行事の運営など多くの業務があり、教員は日々の業務の中休む暇がありません。
これだけでも忙しいのに、最近ではコロナの対応もしなければならず、働いても働いてもたくさん仕事があり、休む暇がありません。
こんなに仕事が多い教員なので、心身に支障をきたす教員も少なくありません。
鬱になり、辞めていく教員もたくさんいます。
では、このような多くのストレスにさらされる仕事をしていく中で、どのようにストレスを解消していったら良いのでしょうか。
1 運動をする
運動はストレスを軽減させます。運動した後にすっきりした気持ちになる人も多いのではないでしょうか。
実は、 運動すると楽しさや喜びに関係するホルモンが体から出てきて、元気になることができます。
また、運動すると、余分な脂肪も取れ、体がより健康体になります。
少しのことでは息切れをせずに、楽しく学校生活を送ることができます。
心の健康にはまず体の健康がとても大事です。そのため、運動を適度に行うことによって心も体も健康にしていきましょう。
2 趣味の時間を作る
好きなことをしている時間は楽しい気分でいられます。
そのため、仕事はできるだけ早く終わらせて楽しむ時間をつくりましょう。
平日時間が取れない人も、土日はもう完全に仕事のことを考えないようにして自分の好きなことに時間を費やしましょう。
もちろん仕事でやらなければならないことがあるのは分かります。
しかし 明日には明日の風が吹きます。
いくら考えても解決しないこともあります。
なので、そんな時は「もうなるようになれ」と考えて、
自分の好きなことに使う時間にしましょう。
また、そうしたことで心をリフレッシュしておけば、 トラブルに対しても少しゆとりを持った心で対応することができます。
3 お風呂を満喫する
お風呂に浸かることでストレスを軽減させましょう。
特に、シャワーしか浴びないという方はお風呂に入ることをお勧めします。
風呂に入るときちんと体温を上げることができ、風呂から出た後しっかりと体温が下がるので、その後の睡眠を良質なものにすることができます。
睡眠がしっかり取れると心や体の健康につながります。そのため、お風呂の入り方を工夫し、ストレス軽減につなげていきましょう。
お風呂に入りながらリンパマッサージをしたり、音楽を聴いたりすると風呂の時間を有効的に使うことができます。また、お風呂にタブレットを接地することで、動画観賞ができます。
自分だけのお風呂空間をつくっていきましょう。
4 好きなものを食べる
美味しいものを食べているときに幸せを感じないでしょうか?特に自分の好きなものだと、より気分が上がると思います。
暴飲暴食を毎日続けてしまっては、どんどんどんどん無駄な脂肪はついていき、代謝が悪くなるため不健康になりがちです。しかし、 辛いことがあった時、嫌なことがあった時には、美味しいものを満喫するといいです。
自分の好きなものをたくさん食べている時は、人間誰しもが幸せになるものです。
なので、ストレスを減らすために美味しいものを食べる習慣をつけておきましょう。
また、 何か大変な行事が仕事が終わった後にはご褒美として美味しいご飯を食べに行くということを決めておくことで、最後のひとふんばりができるようになります。
ぜひ、試してみてください。
5 友達や同僚に話す
よく愚痴を言うと幸せが逃げていくということを聞いたことがあるかもしれません。
しかし、ストレスは自分で抱え込んだままだと解消することがなかなか難しいです。
そのため、お蕎麦食べ仲間に仕事での困ったことや辛いことを聞いてもらいましょう。
その時のポイントですが、なるべく話を聞いてくれ自分に共感してくれる人を選びましょう。
ストレスが溜まってしまっている時には、誰しもが話を聞いてもらいたいものです。
そんな時にアドバイスは求めていません。
自分の辛さをわかってくれ大変だねいや我々はよく頑張ってるよと声をかけてくれとそうな人に話をするようにしましょう。
その後、元気になってから的確なアドバイスをくれる人に話を聞きに行けば良いです。
6 辛いことを書き出す
ストレスは自分の頭の中に溜め込んでしまうとどんどん、どんどん悪い方向に考えより、ストレスが溜まってしまいます。
そのため、 自分が困っていることや悩んでいることをノートに書き出しておきましょう。
すると、 自分の頭で考える必要がなくなります。
また、書くことによって問題に対する原因を明確化し、
次に行う行動を決めることができます。
原因によっては、意外と小さいものだと気づけることもあり、自分には気にしなくていいことだと考えることもできます。
なので、困ってることやストレスに耐えていることを吐き出すようにしてみましょう。
6 究極開き直る
一番究極の選択肢です。どうしようもないくらい追い詰められてしまったら、視野を広く持つために開き直りましょう。
開き直り方には、様々あります。例えば、「いざとなったら教員の仕事をやめよう。」「自分が一生懸命やっても変わらない子どもなら仕方ない。将来損するのは自分ではない。」などがあります。
お勧めするわけではないですが、ストレスを抱えうつになってしまうぐらいだったら開き直ったほうが100倍ましです。
自分に合ったストレスの対処法を
自分のストレスとうまく向き合い、上手に対処していくことで、長く楽しく教員生活を続けることができます。
抱え込むのではなく、上手く発散し、最高の教員人生を歩んでください。そうすることが、ひいては子どもたちのためになります。