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魔の6月:学級崩壊を防ぐための7つの取り組み 

魔の6月を上手く乗りきり、学級として成長できる1カ月に

新しい学級が始まり2カ月がたった6月。

最初の2カ月があっという間に過ぎ、やっと落ち着いて学級と向き合える時間ができているのではないでしょうか。

 

しかし、この6月こそ学級が荒れやすい時期であることを忘れてはいけません。

「魔の6月」と呼ばれるこの時期には、 子どもたちが少しずつ新しい学級に慣れてきて、徐々にダレ始める時期でもあります。

 

最初は、周りの顔色を窺い、先生の様子を探っていた子どもも徐々に自分の思ったようにやる姿が見えてきます。

 

そんなときにどのように対応したらよいのでしょうか?

 

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1 子どもたちの様子を把握する

まずは、現状の子どもたちの様子を把握しましょう。

落ち着いて学校生活に望めているか、一人一人の様子を見つめていく必要があります。

現状の子どもたちの心の様子を見ないで、指導していってもなにも始まりません。

子どもの様子を把握し、目の前の子どもたちにあった指導をしていくのが大切なのです。

そこで、次のような点を意識してみていくことで、子どもたちの現在の様子がわかってくるのでぜひやってみてください。

① 下駄箱の様子

② ロッカーの様子

③ 名札の整頓

④ 朝の提出物(宿題)

⑤ 連絡帳の記入

⑥ 授業中の態度

⑦ 友達との関係性

⑧ チャイム着席・授業準備

 

2 ルールの再確認

 子どもたちの様子を把握したら、子どもたちと一緒にルールの再確認をしていきましょう。この時期には、少しくらいルールを守らなくてもいいかなと思ってしまう子どもが増えてきます。

そこで、学級や学校のルールの再確認をしていくことで、 どんなルールがあったのか、なぜルールを守らなければならないのか、子どもたちと考えていきましょう。

以下のようなルールを確認しておくとよいでしょう

〇 チャイム着席は守れているか

〇 授業中におしゃべりはしてよいか

〇 相手に対する思いやり

〇 掃除の時間はどう過ごすべきか

〇 宿題や忘れ物について

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3 目標を設定する

 この時期は、子どもたちの中で、何も目標がなく過ごしてしまい、学校生活がダレてしまうことが多いです。

 なので、学級で何か一つの目標に向かって頑張れるようにしていきましょう。

学級で「挨拶習慣」や「整頓キャンペーン」など、係を中心にして様々な活動を計画すると一丸となって頑張ることができます。

また、学級で1学期お楽しみ会を企画・運営させ、皆の絆を深めていくのも一つの手だと思います。

学級で一体となって頑張ることの楽しさや目標を達成した時の喜びを伝えていきましょう。

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4 教室環境を整える

「心の乱れは環境から」という言葉があるように、 環境が乱れていると心が乱れます

一流のスポーツチームの荷物置き場は整頓され、できるサラリーマンも机上が整っていると思います。

身の回りの環境を整えることで初めて、学習に安心して取り組むことができます

毎日、きちんと掃除に取り組ませ、安心して学習に臨める環境づくりをしていきましょう。

そうすることで、心が荒れるのを未然に防ぎ、子どもたちは落ち着いて学習に取り組むことができます。

 

 

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5 散歩

子どもたちと放課に散歩する時間を取りましょう。

時間があるときは、一人ひとりと散歩することで授業の中では知ることのできない、 子どもたちの心の様子を知ることができます。

なかなか時間がとれないときはグループで散歩をしても良いですが、なるべく自分から話していない子の声が聴けるように心がけましょう。

 

子どもたちと落ち着いて過ごす時間をつくることで、 子どもの一人一人の心の内側と向き合うことができ、問題行動を未然に防ぐことができます。

 

また、散歩という名前を「先生とデートタイム」などとして特別感を持たせても良いかもしれません。

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6 役割を与える

なにもすることがないから遊んでしまう。特に理由はないけどいたずらをしてしまう。

そういった児童には役割を与えて責任をもたせていきましょう。

そして、 役割を通して達成感や自己存在感を味わわせていき、学校で頑張ることっていいことだなと感じさせていきましょう

 

7 的確な指示を与える

子どもたちの活動がだれてしまう原因として、 指示が曖昧で不明瞭、説明が長いということが挙げられます。

よくわからない状態で活動してしまうと、理解できなかった子はやることがなくなってしまい、お喋りにはしってしまうということがあります。

そのため、 指示は明確に端的にすることを心掛けていきましょう。

自分自身の指導の仕方を振り返り、 指導法の見直しを行っていくことで、子どもたちの活動の様子は大きく変わっていくでしょう。

 

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 成長できる6月に

ピンチの中にチャンスありという言葉があるようにこの難しい6月にこそ、 成長の機会がたくさん隠れています

子どもの本性が現れてくるこの6月に、子どもたちと一緒に今の現状を見つめなおし、

共に成長していくことを意識していき迷う。

そうすることで、一人一人の子どもが成長し、良い学級へと進化していくことでしょう。