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若手教員学びの場

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学級じまいのアイデア8選:終わりを見据えて行動する大切さ

学級の終わりに向けて見通しを持つ

学年の終わりが近づき、最後の学級じまいに向けて準備する時期になってきました。

なにをするか教員にとって迷う時期でもありますよね。

学級の終わりを良くすることは、「この学級でよかったな。」「1年間楽しかったな。」という思い出を子どもたちの中に残すことにつながっていきます。

また、 「来年もこんな風に頑張っていきたいな。」「また、新しいクラスでも皆で仲良くしていきたいな。」という思いを育てていくこともでき、次年度につなげていくこともできます。

最後に学級で活動を行っていき、学級を一つにして今年度を終えましょう。

そして、これまでの成長や思い出を振り返り、次年度に向けて準備をしていきましょう。

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1 学級解散パーティー・お別れ会

 一年を締めくくるこの時期にみんなで 学級解散パーティーを企画・運営させましょう。

教師が主体となってやるのではなく、子どもが主体となってやるのがポイントです。

どんな会にするとしても、子どもたちには「皆の絆を深める」ことを意識して企画させるようにしましょう。

考えられる遊びの例

人狼

ドッジボール大会

〇鬼ごっこ

〇逃走中

〇スポーツ大会

〇宝探し

2 学級皆で作る黒板アート

最近流行りの黒板アート。

教師が書いている方も多いのではないでしょうか。

そこで、子どもたちにデザインを考えさせ、黒板に絵を描かせていきましょう

図工では味わうことのできない達成感や喜びを味わうことができます。

そして 作った黒板アートを背景にみんなで写真を撮り、最終日にメッセージを添えてプレゼントすれば喜ぶこと間違いなしです。

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3 コラージュでアルバムづくり

皆がいい顔で移っている写真は、探してもなかなかあまりありません。

そこで、 それぞれが良い顔で移っている写真を切り取っていき、一つの作品をつくらせましょう。

そこに、 皆で寄せ書きなどしても良いですね。先生のメッセージを書き加えて返せば、最後の日に渡すことができます。

 

4 日めくりカレンダー

 6年生が卒業式に向けて行うことが多い、日めくりカレンダー。実はどの学年でやってみても効果が高いです。

学級での思い出や皆への一言、来年度に頑張りたいことなどをカレンダーの空いている場所に書いていきましょう。

また、全員やると日数が足りない場合は、ペアやグループで作っていくと良いでしょう。

最終日に向け、日にちが徐々にカウントダウンされることで、限られた時間を大切にしていく様子が見られるようになります。

 

5 思い出すごろく

一年間学級で過ごす中で、様々な出来事、多くの体験があったことかと思います。

そこで、その 体験をすごろくにしていきましょう。

グループでつくることで、思い出を楽しんで振り返りながら、作ることができます。

最後には他の班のすごろくで遊び、 皆の思い出を遊びながら共有していきましょう。

 

6 ファイヤートーク 

 まるで、キャンプの時に火をかこっているかのように、全員が円となり、それぞれの思いを話していきます。

学級で楽しかったこと、つらかったこと、頑張れたこと、 どんなことでもいいので、話し合い、皆で1年を振り返っていきましょう

また、可能であれば、 次年度に向けた思いをそれぞれの子どもたちがみんなの前で伝えていくのも良いのでしょう。

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7 未成年の主張

 一昔前、学校へ行こうという番組で流行った「未成年の主張」。

その企画と同じように、 子どもたちに今年の感謝の気持ちや思い、来年に頑張りたいことなどを叫ばせていきましょう

できるだけ大きな声を出せるように、学校の屋上を利用したり、体育館を利用したりすると良いでしょう。声を出すのが苦手な子にとってはハードルが高いのでマイクなどを用意しても良いかもしれません。


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8 みんなで達成しよう〇個の目標

3学期になり行事が終わると子どもたちは目標をもたず、ただ何となく毎日を過ごすようになります。

それが悪いことではありませんが、目標をもって毎日を過ごしたほうが有意義に過ごせることもあるのではないでしょうか。

そこで、 学級が終わるまでに達成すると良いことを自分たちで考え、掲示し、目標を達成することができたら花丸をつけていきます。

自己肯定感、学級肯定感をあげることができるので、お勧めの方法と言えます。

 

思い出を残し、未来につなげる

思い出を形にし、振り返っていくことで、子どもたちが記憶を良いものとしていくことができます。

そして、そういった思い出をもった子どもたちは、次の学年でも力を合わせて頑張ろうという気持ちが強くなります。