本は子どもたちに様々な知識や経験を与える
本は子どもたちにわかりやすく知識を与えてくれたり、物語を通して様々な経験をさせたりしてくれます。
また、 子どもたちに伝えたいことや学ばせたい想いがあるとき言葉よりも本で伝えることが子どもたちの心に響くこともあるでしょう。
では、どんな本を置くと良いのでしょうか。
子どもたちの指導に携わる教員だからこそオススメする本を紹介していきます。
1 ざんねんな生き物
子どもが大好きな生き物たち。
その 生き物の知られざる秘密がたくさん書かれています。
いつもとは違った視点から生き物を見ることができるため、大人も楽しみながら読み進めることができます。
2 夢をかなえるゾウ
夢をかなえるために必要なことをガネーシャが面白おかしく教えてくれます。
ビジネス書に書かれているような内容が、漫画そしてかわいらしいキャラクターを通して学ぶことができるので子どもにとってとても読みやすい内容になってるといえるでしょう。
3 学校では教えてくれない
国語、社会、理科、算数のような教科ではなく、整理整頓、お金、AIなど 様々分野の事柄を子どもたちがわかるように、漫画でわかりやすく説明してくれます。
どの本も面白く、何度も読み返したくなるに違いありません。
子どもだけでなく大人も学ぶことができるので、家や学級文庫に置くことで、子どもたちは自然と大人顔負けの知識をつけていくことでしょう。
4 君たちはどう生きるか
道徳や倫理観について漫画を通して学ぶことができます。
子どもが成長していく中で出会っていくであろう葛藤を、主人公がおじさんと話をしながら解決していく様子は子どもたちにとっても読み進めやすい展開になっています。
この本を通して、自分で考え、行動し、良い人生を送ろうと子どもたちは思ってくれるはずです。
5 教室はまちがうところだ
学校で積極的に自分の意見を伝えることができないと思っている子どもたちに響く一冊です。
正しい答えを言わなければいけない、間違ったことはいってはいけない、そう思ってしまうから失敗をおそれ、子どもたちは委縮してしまうのです。
教室は間違えてもいい。失敗を恐れず、挑戦し、成長することって素晴らしい。
この本を読むことで、子どもたちはそんなことに気づいていっていけると思います。
6 二番目の悪者
この本では、気が優しい銀のライオンと強欲な金のライオンを中心に話が進んでいきます。
「いじめとはなにか。」「なにもせずに見ているだけの人や同調してしまっている人は良いのだろうか。」「そのときにできることはないだろうか。」を子どもたちに考えさせることができます。
また、同じようなことになったとき、 自分たちはどう行動すると良いのだろうかと、考えをふくらまらすことのできる本になっています。
いじめなどの問題が学校にもあふれる今、学校に置いておくべき一冊でしょう。
7 小学生なら知っておきたい教養
小学生に向け齋藤孝さんがつくった本で、 小学生のうちに知っておきたい言葉、文学、世界、芸術など7つのジャンルから1日1ページを基本に学んでいくことができます。
また、この本は読むだけでなく、読んで得た知識を家族など周りの人にクイズを出していくことで学びを深めていくことを勧めています。
学級や家庭に置くことで、 学びも知識も、さらには関係も深めることができる一冊と言えるでしょう。
8 子ども孫氏の標本
世界的に有名な「孫氏」。
一度は耳にしたこともあるのではないでしょうか。しかし、原作は難しくて大人も読むことがはばかられてしまいます。
それを子どもにもわかりやすく紹介しているのがこの本です。
夢のかなえ方、困難の解決の仕方など生きていく上で大切になってくることを、孫氏の兵法書をもとに学んでいくことができます。
複雑に変化する現代社会を生き抜くための子どもたちの生き方指南書となるでしょう。
9 幸せのバケツ
道徳の教科書にでてきてもおかしくないこの話。
幸せとはなにか。考えさせてくれる絵本です。
周りを幸せにすることで自分も幸せになれること、周りを傷つけると自分の心も傷ついてしまうことを「幸せのバケツ」を用いて、わかりやすく教えてくれます。
世界的に多くの賞を受賞しており、世界中で愛される絵本と言えるでしょう。
10 漫画で分かる日本の歴史
6年生になると学ぶ、日本の歴史。
しかし、教科書には文字が多く、やる気が出なかったり覚えれなかったりする人が多いと思います。
しかし、この本は違います。
日本がこれまでたどってきた歴史を漫画で分かりやすく伝えてくれるため、子どもたちは頭の中でイメージとして残りやすいです。
また、漫画のため、会話形式で進んでいくので、とても読みやすく、歴史が苦手な人も読み進めていきやすいと思います。