教員採用試験に落ちてしまったら
教員採用試験に落ちてしまい不合格だとわかっても、誰かがその後に道を示してくれるわけではありません。
自分でその後の人生のために動いていき、道を切り開いていく必要があります。
しかし、採用試験前にどんな道があるのか考える人は少ないのではないでしょうか。
そこで、今回は、教員採用試験に落ちてしまったらどんな選択肢があるのか考えていきたいと思います。
1 私学
学校の先生は国公立だけではありません。
私学という選択肢も実は考えられるのです。
勤務形態も公立より良いことが多く、門は狭いですが、入ることができれば好待遇で働くことができる可能性が高いです。
私学に関しては、その学校のHPか、私学教育研究所などにのっている募集情報を参考にすると良いでしょう。
2 講師
講師は通常の教員と同じように学校で勤務をすることができます。
講師をしているから受かるということはありません。
ただ、 現場で働くことによって経験を積むことができ、面接などでより具体的な話をすることができます。
面接で、聞かれるような事柄の大部分は問題なく答えることができるようになると思います。
また、 教師としての自分の力をつけることもでき、一石二鳥だといえます。
一刻もはやく子どもたちの前にたって教えたいという思いであれば、講師という選択肢が一番目に上がってくるかもしれません。
3 就活
教師という世界から飛び出し、 新たな世界に飛び込んでみるのも良いでしょう。
基本的に教員採用試験が終わる前に、会社説明会やエントリーシートの提出などがありますが、採用試験が終わった後でも大丈夫です。
すぐに、気持ちを切り替え、就活に臨めば間違いなく、雇ってくれる会社はあります。
一刻もはやく社会人として働きたい。教師という仕事ではなくてもよい。という人は就活が向いているかと思います。
また、 教員から民間にいくのは難しいですが、民間から教員にいくのはどちらかというと簡単です。
まずは、民間で働き、経験を積んでからどうしても教師になりたければ戻ってくるというのもありでしょう。
必ず、教師以外にも自分に合った仕事はあります。
自分に合った企業を見つけることができれば、幸せになれること間違いなしです。
4 海外青年協力隊
海外に行き、教育に携わるというのも選択肢の一つです。
海外では、たくさんの子どもたちが教育を受ける機会を待っています。
そのため、海外青年協力隊として働くことで、学びたい、成長したいと思っている多くの子どもたちに様々なことを教えていくことができます。
また、日本では関わることのできない、多くの人と関わることで自分の見聞を広げることもできます。
5 大学院進学
大学院にいってさらに知識を深めるというのも良いでしょう。
大学院では、大学と違って自分の専門分野をより深めることができます。
さらに、大学院にいる期間にも、教育採用試験を受験することができます。
自治体によっても違うかもしれませんが、合格になったら、そのままなっても良いですし、卒業後になっても良いことになっています。
さらに学びを続け、より磨きがかかった教員になりたいという方は大学院に進むことをお勧めします。
6 起業
自分で新たな道を切り開くのも一つの手です。
ただ、いきなり起業となるとハードルが高いと思います。
起業するためには構想をしっかりともち、計画的に行動していく必要があります。
自分一人では上手く進められないことも多いので、プロの人から話を聞くのが大切となってきます。
そのため、 無料相談を行っているところに登録していくと良いでしょう。
さらに、スクールなどで出会った同じ志をもった仲間とともに事業を起こしていくのも一つの手です。起業するのであれば行動力は命なので、迷ったらすぐ行動することを心掛けましょう。
採用試験後すぐに行動することが大切
採用試験に落ちてしまったら、つらいでしょうが、へこんでいる暇はありません。
すぐに行動することがその後の人生に大きく作用してきます。
自分の人生のためにも どの選択肢を選んでいくのがいいか考え、行動していきましょう。