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若手教員学びの場

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小学校で働く先生必見 国語の教材研究を支えるオススメの本

国語の教材研究で使えるオススメの本

みなさんは国語の授業でどのように教材研究を行っていますか

国語はどの学年でも教える大切な教科であり、授業の善し悪しが学級の学びの善し悪しを決めるといっても過言ではありません

そのため、国語の教材研究はとても大切だとわかることかと思います。

しかし、いい授業をしたいという気持ちとは裏腹にどう教材研究をしたらいいかわからない人も多いのではないでしょうか。

そんなときに役立つ、国語の教材研究を助けてくれる本たちを紹介していきます。

 

全単元の授業計画・板書計画

板書で見る全単元の授業の全て

このシリーズはとても有名ですよね。

主体的・対話的で深い学びを実現させるための授業アイデアが盛り込まれており、教材研究の一助となること間違いなしです。

どの学年の本もあるため、自分の担当する学年にあったものを選ぶことができます

全ての時間の板書や授業の計画、指導の仕方について、アイデアを教えてくれるため、これ1冊をそのまま授業でやるだけでも価値があると思います。

 

授業UDを目指す 国語 全時間授業パッケージ

UDとはユニバーサルデザインのことであり、発達障害の可能性のある子も含めた 「全員参加」の授業づくりを実現するための授業の進め方がこの本には書かれています。

教材研究、単元構想、各時の授業展開、板書、課題・発問、子どもへの反応の返し方など細かいところまで手が届く本となっており、初任者にはお勧めの本と言えるでしょう。

板書&イラストでよくわかる365日の全授業

全国屈指の実践が集められており、あなたの 授業準備の時間を1時間から5分にかえること間違いなしです。

先ほどの本と同じように 全単元・全時間の板書と授業内容がイラストなどでわかりやすく解説されています。

まずは、短い時間で授業の流れを掴みたい方は購入して損はないと思います。

指導法・教材研究

白石範孝の国語授業の教科書

国語の教材研究をどうやったらいいかわからない。

国語の授業をどう行ったらいいの。そんな先生方の悩みに答えてくれる1冊です。

教材分析をどう行い、教材を理解していったらよいか、基礎基本から徹底解説してくれます

イメージや感覚だと思われがちな国語授業がいかに論理的であるか知ることで、発問や問いかけなど授業に活かしていくことができます。

徹底的に一授業を分析している白石先生の作品も面白いです。

特に研究授業をやろうかなと思っている人にはオススメ

 

〇年生担任のための国語科指導法

それぞれの学年で必要な指導の仕方を基礎から丁寧に教えてくれます

ここにかかれている指導を実践するだけで、 子どもたちも国語が好きになり、先生も国語を教えることが好きになると思います。

私も読んだ後、多くの方と同じようにはやく授業がしたいという気持ちになりました。

また、国語の授業を通して、子どもたちに様々なアプローチを仕掛けることで、良い学級を築き上げていくことができるようになると思います。

板書取り方

「立体型板書」国語授業10のバリエーション

みなさん板書を書くときに意識していることはありますか?

どうしたらいいのだろうと困ったことはないでしょうか。

この本を読めば、そんな悩みを解決してくれます。

子どもの「思考」や「気付き」を大切にした「立体型板書」を10のバリエーションに整理されており、国語だけでなくどの授業でも活用がききます

自分もこの本を読んだおかげで、 「記録」のための板書から、子どもの思考を促し、新たな気付きを生み出すような「論理的思考ツール」としての板書にすることを心掛けるようになりました。

国語授業の構造的板書

板書のポイントが実際の板書を元に説明されていくのでイメージがつけやすいです。

板書の際に何を意識すると良いのか、「見やすさ・型・構造化・指導言」のポイントから説明してくれます

また、板書を「広げる」「整理する」「比較する」という3つの方法が具体的手順とともに紹介されています。

どんなふうに授業を展開していくのか、各時間の板書をどのようにしたら、子どもたちの考えが深まっていくのか考えられる1冊だといえます。

評価のやり方

「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料

学習評価の基本的な考え方や、評価基準を単元や題材に基づいて解説してくれます。

特に文部科学省国立教育政策研究所からだされているため、 正しい学習評価がしたいという方や評価の仕方で困っているという方にはお勧めの1冊になっています。

 

本は私たちの仕事を助け、支えてくれる

国語という授業に対して何年も研究されてきた方たちが培ってきたノウハウや技術が本には詰まっています。
それを、私たちは読むことによって学ぶことができるのです。
これらの本を手に取り、目の前の子どもたち、そして自分の成長に役立ていってください。
 

twitterでも紹介させていただきました