chatGPTが世界を変える?
chatGPTが生み出され、世界中の多くの業務の効率化が図られるなど仕事の在り方が変わろうとしています。
教員の世界も同じであり、chatGPTを使うことで多くの業務を改善することができ、効率性・生産性を上げることができます。
では、学校の現場においてどのような場面で活用することができるのでしょうか?
所見文作成
教員を始めて間もないころは、まだ所見を書いたことも少なく、自分の中に所見の文の引き出しも少ないことかと思います。
そのため、 chatGPTを活用し、所見を作ってもらうことで、保護者の心に響くような文章を作ることができます。
また、 初めから文章を作る必要がなくなるので圧倒的に時間の短縮をすることができます。
もちろん、chatGPTで作った文章を確認もせずに、そのまま載せるのではなく、最後には必ず自分でチェックを行い、より子どもたちの良さが保護者に伝わる文章はないか考えてみてください。
提出書類の作成
初任研の研修書類、対外文章の作成など、教員は多くの文章を作成する必要があります。
文章を書くのが得意な人は良いですが、苦手な人にとってはいつも時間がかかってしまい、なにかいい方法はないかなと悩むこともあるのではないでしょうか。
そんなときに活躍するのが、chatGPTです。
どんな文章を何文字でつくってほしいのか。入れてほしいキーワードはあるのか。
指示を出し、文章を作り上げてもらうことができます。
書類の構成や論理的な組み立てに迷った場合、ChatGPTにアイデアや提案を求めることができます。
どのような順番で情報を並べたら良いのか、どのような論点を取り上げれば良いのかなどについて、 ChatGPTに相談してみることで新たな視点やアイデアを得ることができるでしょう。
文章の添削
指導案や論文などを書いた際に、文章に誤字脱字がないかチェックしていくことかと思います。
1ページであればよいですが、指導案や論文は複数のページで構成されていることが多いです。
そのため、何ページにもわたってチェックする必要があり、校正の作業には時間がかかってしまいます。
しかし、 人間が行っていた文章のチェックをchatGPTに行わせれば、ものの数分、いや数秒でおわらせてしまうことができます。
AIに任せているため、見落としがなくなり、非常に効率がよくなります。
お勧めの使い方といえるでしょう。
論文や本の要約
chatGPTは何ページもある論文を読み込んで、要約をすることができます。
全てに目を通す必要がなくなり、 重要な部分だけをみることができるので大幅な時間削減をすることができます。
ただ、課金ユーザーでないと、読み込める文章量に限界があるので、結論のみをコピーして要約してもらうことをお勧めします。
そして、 要約してもらったものを読んで、もっと詳しく知りたいと思ったときに、本文全てに目を通すと良いでしょう。
キャッチコピーの作成
学級目標や学級通信の題名、図工や新聞などのキャッチコピーなど子どもたちの目を引き、心に残るフレーズを考えさせることができます。
自分で考えても良いですが、なかなか良いフレーズを思いつくことは少ないかと思います。
しかし、chatGPTを使えば、様々なキャッチコピーを数秒で考えてくれます。
たくさんのキャッチコピーの中からピンとくるものを選ぶも良し、合体させるもよし、自分の考えの参考にするのもよしなので、とても便利な機能と言えます。
アイデアの創出
野外活動や修学旅行などでなにをするか迷ったことはありませんか。
他にも自分でアイデアがなかなかだせなくて困ったときはないでしょうか?
chatGPTを使えば、一瞬にして多くのアイデアを創出してもらうことができます。
もちろん、これはできないなというのもありますが、迷っているときや悩んでいるときにはあなたの助けになること間違いなしです。
Excelの関数・マクロ
Excelの関数やマクロを使うとかなりの仕事を効率化することができ、時間の創出をすることができます。
しかし、作っているときに関数をわすれてしまったり、どうすれば作れるのかわからなくなってしまうことがあると思います。
そんなときに、 chatGPTを使用すれば、会話形式でExcelの関数やマクロについて学ぶことができます。
また、 数式やコードなども自動で書いてくれるため、やってみたいけど不安という方にはお勧めです。
最高の副操縦士を手に入れろ
chatGPTは教師の仕事を支えてくれる最高のパートナーです。
こんなにも、私たちの仕事を助けてくれるのに無料で使えます。
ぜひ、自分の教員生活にchatGPTを取り入れ、自分に合った活用の仕方を見つけていってください。
chatGPT以外にも効率よく働く工夫が知りたい方はぜひこちらを参考にしてみてください。