運動会のライン引きは自分一人でやらない
運動会では運動場に多くのラインを引いていく必要があります。
学校の流れとして、体育主任がこのラインを引く係になっているところが多いと思います。
私も、最初は、人を動かすより自分がやるほうがやり方もわかっているし、圧倒的に速いと思っていました。
しかし、 やり方さえ教えてしまえば、最終的には自動的に動いていくので、人を動かしたほうが圧倒的に楽でした。
今回は、運動会や持久走大会などのライン引きの際に行っておくと、良いと思うことを紹介したいと思います。
1 図面を書き、ポイントを打ち込む
まず、なんといっても大事なのが目印づくり。大体でつくってしまっては、自分がいないとラインを引くことができません。
誰が引いても同じように引けるように環境を整えましょう。運動場の図面にポイントの位置を印し、全員に配っておくとよいでしょう。
また、図面自体は自分で作る必要がありますが、ポイントは多くの教員に協力してもらい打ち込んでいくと業務の削減につながっていきます。
2 役割分担を適切に行う
運動会や持久走大会のライン引き、毎朝早く来て、一人でやっていては身体がいくつあってももちません。なので、 仕事をきちんと割り振り、みんなでつくる運動会や持久走大会にしていきましょう。
できるのであれば、その日の最初と最後に運動場を使用する学年を担当に組み込んでおくと効率が良いです。
割り振り方(あくまで参考に)
月 1年・6年
火 2年・5年
水 3年・4年
木 2年・5年
金 1年・6年
や
月 1年・3年・5年
火 2年・4年・6年
水 1年・3年・5年
木 2年・4年・6年
金 1年・3年・5年
分け方はたくさんあるのでその学校にあったやり方にするとよいと思います。
ラインカーの台数に限りがあるので、体育部のみや各学年内の順番で来てもらうのが良いでしょう。
また、朝は来れないという先生や時間外は働きたくないという先生もいらっしゃるので、そういった場合は授業後にひいてもらってよいと伝えましょう。
3 授業で使用した後には必ず補修してもらう。
授業などで消えた場合は必ず補修してもらうようにしましょう。そうすれば、授業後や朝の時間に引く手間が減ります。
学年でたくさんのクラスがある場合は、指導する人、児童の様子を見る人、ラインを引く人の分担をおこなっておくとスムーズに行えると思います。
多くの業務がある行事だからこそ効率的に
コロナの影響により、運動会は縮小の傾向にあります。しかし、行事は子どもたちの成長が多く見られる場だと考えています。
効率的に運営を行っていき、より目の前の子どもたちにかける時間を増やしていけたらと思います。