〇 健康観察
毎日の健康観察は必ず必要です。出席簿に関係してくるのできちんとやっておきましょう。健康観察のアイデアとしては以下のものがあります。
①先生が名前で呼ぶのではなく、保健係が名前を呼ぶ
②健康観察が全員終わった後に、保健係がその日の良かった人を決めて褒める
例) 元気よく返事ができた人
笑顔で返事ができた人
姿勢が良かった人 など
③健康状態と一言
健康状態を伝えた後にその日のテーマに即した答えをいってもらいます。
例) 今日のテーマ:好きな色
「○○くん」
「はい。元気です。」
「青色が好きです。」
④歌で健康チェック
⑤一斉に聞く
〇 朝の歌
今月の歌など学校で決められているところも多いと思います。
今まではコロナで行うことができませんでしたが、コロナがおさまってきた今、少しずつ解禁に向かうと思います。
朝から声を出し、歌を歌うことは脳を目覚めさせ、働かせることにつながっています。
また、皆で元気よく声が出せるようになると、協力する力や一生懸命やる力など学級としてのパワーを上げていくこともできます。
上手に歌っている子や口を大きく開けている子などを音楽係に褒めさせたり、楽譜を子どもに渡しておき、演奏をさせたりするなど工夫して行うとより子どもたちを成長させることができます。
〇 朝のスピーチ
お題に即して、自分の意見や考えを述べます。低学年であれば1文、中学年であれば2文、高学年であれば3文、できるようになってきたら1分スピーチをしても良いでしょう。
質問や感想を自由に受け付けたり、日直が質問や感想を述べたりします。 聴く人には目、耳、体、心を発表者に向けることを意識させましょう。
〇 朝のトークタイム
お題に対して自分の意見をグループで述べていきます。話す能力や聞く能力を全体的に高めたいときにお勧めです。お題としては、簡単なものから慣れてきたら少し難しいものまでたくさんやっていくといいでしょう。高学年になってきていれば、新聞やテレビで取り上げられている内容を取り上げると効果的です。
例) 好きな食べ物は
好きな遊びは
無人島になにか一つもってけるとしたら
ドラえもんの道具でほしいもの一つ
〇 係活動や当番活動の時間
一人一役係を決めていれば、朝の時間を使ってなにか作業をさせることができます。1~3分間と時間を決めてやるのが良いでしょう。
例)宿題の提出チェック
窓の開閉
ゴミ拾い
音読カードへのハンコうち
〇 朝の体操
朝の運動は脳の働きを高めます。そこで、ラジオ体操や学校の体操をしていきましょう。体育係がいれば、自分たちで体操を考え、毎朝させていくと気持ちよく朝を進めていくことができます。
〇 瞑想
瞑想は、目をつぶって自分と向き合っていくため、一日を落ち着いて始めるのにとても効果的です。今日1日でどんなことを頑張るか、友達とどんなふうに生活していきたいか考えさせると良いでしょう。
〇 めあての確認
学校のめあてや学級のめあてを確認していきます。
代表が読み上げる方法や、全員が一緒に声を出す方法があるかと思います。
個人的には、全員が一緒に声を出していく方が、全員のパワーが一つになった感じがし、一人一人のめあてに対する意識が高くなる気がするので好きです。
また、全体のめあてだけでなく、自分の今日の目標について宣言させても良いでしょう。
〇 係や委員会からの連絡
係活動や委員会が活性化していくと、連絡などが増えていくと思います。人前に立つ機会を創出するためにもこうした時間を設けても良いでしょう。
〇 連絡帳のチェック
先生が連絡帳をチェックしているのでは時間がかかってしまうので、子どもたち同士に確認する時間をとり、グループで書けていない子がいないかチェックさせていきます。
〇 先生からの話
ここは 短く、端的に。 今日1日の流れを確認し、伝えなければならない話をきちんと伝えましょう(委員会の集まりや部活動の集まりなど)。小話も面白く、短く話せるものだけにしていきましょう。
朝の会は一日を始まり方を決める大切な時間
たくさんの方法を並べましたが、この中で学級にあったものを選んでいきましょう。
そして、自分だけの朝の会を作り上げていきましょう。
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