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若手教員学びの場

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子どもたちの力を伸ばす部活動 短い時間でも高い質を:自分でできる働き方改革

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部活動
 徐々に部活動が学校から切り離されているところもあると思います。

しかしまだまだ多くの学校が部活動に取り組んでいることかと思います。

そこで、やるからには効率的に部活動を行い、より多くの子供たちを成長させるための技を紹介していきたいと思います


1 規律やルールを作る

 まず、何のために部活動をやっているのかをきちんと確認させます。

遊びでやるのであれば家に帰って友達と公園で遊べばいいです。

部活動では、多くの仲間と一生懸命活動に取り組み、

自分の力をしっかりと磨くことを大切にさせましょう。

はじめに、このことを確認しておくことによって適当な態度で練習に臨んでいる児童に注意することができます。

また、子どもたち自身も目的意識を持って部活動に取り組むことができるようになります。


2 目的・目標を持たせる

 個人の目標、部活動としての目標を決めさせていきます。目標は、日々頑張る力を与え、絶え間ない努力を生み出します。

どんなに小さな目標でもいいので必ず持たせましょう。

部活動の時間がとれる場合は部活を始める前に、自分や部活動の目標のために今日はどんなことを頑張るか考えさせましょう。

そして、部活動が終わった後、もう一度振り返りをさせていくことで日々の努力の仕方を考えるようになります。


3 整理整頓を心がけさせる


部活を行う前にまずランドセルや帽子、着替えた服などを置く場所はっきりさせましょう。

そしてどのように整頓しておくかをきちんと伝えましょう。

整理整頓することによって心を整えさせ部活動に臨む気持ちを作り上げます。

高校の部活動の強豪校でもよく見られますが、荷物を整頓することで細部まで意識できるようになります。

細かいところまで、しっかり意識させ、規律のとれた部活動をつくっていきましょう。


4 挨拶をきちんとさせる


挨拶はコミュニケーションの始まりです。

子どもたちと教員の間にしっかりとした信頼関係を築くためにも、

挨拶はきちんとさせましょう。

その際にどんな活動をしていても先生方が見えたら、必ず部長を中心に挨拶をさせると決めましょう。

そして部活の際だけでなく、校内ですれ違った時にもきちんと挨拶をさせることを心がけさせましょう。

部活動の際には大きな声で挨拶をさせることを意識させてください。

そうすることで、運動部に関しては試合中に仲間とのコミュニケーションを

しっかりと取ることができます。

自分の思いを伝える術をきちんと身につけさせていきましょう

 

5 準備体操とウォーミングアップ

準備体操やウォーミングアップのドリルは教師が何も指導することなく

自分たちのみで行えるように指導しておきましょう。

子どもが中心になって活動を行うことにより自分たちで声を掛け合うようになり、

自分たちでやらなければという、責任感を育むことができます。


また、何日もかけて同じウォーミングアップドリルを繰り返し行うことにより

基礎的な技術技能の向上を図ることができます。

決まったルーティンワークは子供たちの様々な能力を向上させることが期待できます。


ウォーミングアップドリル中は、

教師は技能の意識するポイントについて常に声をかけるようにしてください

 

6 ゲームを意識した練習

 どんな練習をする際にもゲームのどの場面に繋がるか意識して練習を組みましょう。

そうすることで子どもたちも常にどの場面に繋がるかを意識して練習することができます。

時間がある際はどんな点を意識して練習に取り組んだかや、

この練習はどんなことを意識して取り組めばいいかなどを、

子どもたちどうして話合わせて行きましょう。

 

流れの例を下に出してみました。時間によっていろいろな形をとっていければと思います。

 

準備体操

ウォーミングアップドリル

今日の課題に即したドリル

今日の課題に即した簡易化されたゲーム

今日の課題に即した形でのゲーム

 

子どものため、そして自分の生活や家族のためにも、

よりよい部活動の形をさがしていきましょう。