部活動で心を育てる
まだまだ、部活動は学校から切り離すことができないものの一つです。
やらなければならないとしたら、より効果的に子どもたちを育てた方が、自分も充実感が高まります。
そのために、 一番大事なことは心を育てることです。
部活動をやりたくない先生もたくさんいると思います。
そんな時に、子供たちがやる気をない様子だったり、反抗してきたりしたらどうでしょうか。また、問題が起きたりすると、「あーもう嫌だな」という気持ちが芽生えてきてしまわないでしょうか。
そういった問題が起きないように、あらかじめ最初の部活動の時にルールや部活動へ臨む姿勢を伝えましょう。
ルールとしては
①必ず先生に挨拶をすること(礼儀)
②自分の荷物は整理整頓すること(整理・整頓)
③一生懸命やること(積極性)
④片付けなどで率先して動くくこと(誰かのために動く)
これらの4点が挙げられると考えられます。
もちろん他にもたくさんあると思いますが、やる気を持っている子が損をしないそんな部活にするためにはこのようなルールが必要だと考えます。
先生に挨拶をすること
まず、先生に挨拶をすることですが、一見軍隊のように感じるかもしれません。
しかし、大きな声で挨拶しろというわけではなく、必ず部活動の始まりや部活の途中で先生が来てくれた場合には、尊敬の心を持って挨拶をしましょうということです。
学年が違ったりして、見てもらうのは部活動の間だけかもしれません。
しかし、見てくれる先生たちは子供たちのために動いてくれているのです。
それを理解させ感謝の気持ちを持って挨拶をさせましょう
身の回りの整頓
次に、身の回りの整頓はとても大事なことです。
身の回りが整頓できていないと心が乱れ、新たな知識や技能を学び吸収することができません。器が整っていなかったら水を入れても出て行ってしまいますよね。
それと一緒で、まずは心という器を表向きにしっかりと整えさせることで、より多くのことが吸収できるようにさせます。
心が整うことではじめて部活動に望むことができるのです。
また、他校に試合にいったときに、荷物の整理整頓ができなかったらどうでしょうか。
強いチームは整理整頓が行き届いていることが多いです。
身の回りの整理整頓は、心を強くし、技術のレベルを高めるのです。
一生懸命やること
一生懸命やることは、何事においても大切な事です。
部活動の時間に一生懸命できなければ成長することはできません。
また、一生懸命出来ない人がいると活動がだれてしまい、頑張りたい人の邪魔になってしまいます。なので、一生懸命やれる人は部活動に来てくださいと参加申し込みの前にきちんと伝えましょう。
片づけを率先してやること
6年生が率先して動ける部活動は素敵な部活動だと思いませんか?
そのためには、片付けなど人が嫌がることを進んでできるようにする必要があります。
6年生がまず率先して動くことを伝え、それができればきちんと褒めて伸ばしましょう。
そうした6年生の頑張る姿を見て、下の学年の子どもたちは育っていきます。
6年生が良い方向に引っ張っていけるような部活動にしていきましょう。
部活動で最も育てるべきは心
部活動で育てるべきなのは、第一に心だと考えます。
なぜなら、技術だけであれば、クラブチームにいけば磨くことができます。
もちろん技術だという人の考え方は否定はしません。
学校は多くの人が集まります。
多くの仲間と目標に向かって切磋琢磨することの大切さなど、
心の教育に目を向けるべきだと考えます。
そうすることが、最終的には技能の引き上げにもつながり、心も技能も強い
立派な子どもたちを育てることにつながるのではないでしょうか。