仕事が遅くなってしまうのはなぜ?
最近は仕事の量が増えてきて、仕事が早い人と遅い人の差が顕著にあらわれてきています。
では仕事が遅くなってしまうのはなぜでしょうか?
仕事が遅くなってしまうのには必ず理由があります。
そこで、仕事が遅くなってしまう人の特徴を知り、自分の仕事にいかしていってください。
1 決断が遅い
選択肢を与えたときに迷ってしまうことが多いです。
なぜなら、 自分の意思が弱く、どうするべきか考えの基準をもてていないからです。
そのため、ああでもない、こうでもないと悩んでしまい、結果としてたくさんの時間を費やしてしまうことになります。
特に管理職の先生でこのパターンだと、最悪ですね。
そのため、行事のときに何をするか、子どもたちのために なにをするか判断を迫られたときは、なにを大事にしていきたいか自分としての軸をしっかり持つようにしていきましょう。
そうすることで、判断に対するブレがなくなり、決断が早くなっていきます。
また、それでも決断するのは苦手という人は、決断ができる人に判断を仰いだり、過去の事例や経験、自分の知識をもとに判断していったりしていきましょう。
2 ICT機器に弱い
未だに全て紙で作っている先生はいらっしゃらないでしょうか?
もちろん、紙で資料やテストを作るのは悪いことではありません。
しかし、 パソコンやタブレットで行えば確実に速く終わる仕事があるのは間違いがないです。
それを、見極めるためにもある程度はICT機器に親しみ、理解がある必要があります。
特に、よく使う、「Excel」、「Word」、「PowerPoint」は使いこなせるようになっておきましょう。
また、授業の際に子どもたちがタブレットを使うことも増えているため、日頃からICT機器に慣れていないと、トラブルが起きてしまったときに、解決ができず、授業が止まってしまうことがあります。
苦手だからといって触らないのではなく、常日頃から使うように心がけ、ICT機器を利用し業務の効率化の図れる教員となっていきましょう。
3 全て1から自分で考える
自分のやり方で初めから全て考えようとすると、よっぽど才能がない限り、とてつもない時間がかかります。
そのため、仕事の速い人は、昔のもので使えるものは全て使います。
まずは、使える材料がないか探すことから始めるのです。
そして、 見つけたものを利用し、そこに自分のオリジナルアイデアを少し足すことで、自分の味をだしていくのです。
そうすることで、無駄にかかる時間を減らしていきます。
1から全て考えるのではなく、使えるものは使い、良いものはどんどん模倣していきましょう。
4 周りの人に助けてもらうのが苦手
できない教員は、全ての仕事を自分で抱え込んでしまいがちです。
なぜなら助けてもらうことが恥ずかしかったり、助けてと上手く頼むことができないからです。
できる人は、周りの人に声をかけ、手伝ってもらうことができます。
声をかけたり、仕事を割り振ったりと一つの仕事を他の先生方を巻き込むのが上手なのです。
そのために、 やるべき仕事を細分化し、役割分担できないかいつも考えるようにしていきましょう。
そして、一人でやると効率が悪い場合は周りに声をかけ、率先して助けてもらうようにしていきましょう。
5 計画性がない
行きあたりばったりで、仕事を進めていないでしょうか。
仕事が遅い教員は思い付きで行動を変えることが多く、物事に対して計画的に進めるのが苦手な人が多いです。
スケジュール管理も苦手な人がが多く、見通しもたてられていないなか、仕事をしてしまうので、期限ぎりぎりになって焦ることが多いです。
また、仕事に対して優先順位がつけられないため、何から手をつけたらいいかわからず、複数のことを同時に進めようとしてしまい、結果としてどれも中途半端で終わってしまうことがあります。
これらの問題を解決するためには、 タスクの優先順位をつけたり、スケジュールを立てたり、目標を明確にしたり、計画に柔軟性を持たせたりすることが重要です。
また、自己管理能力を向上させるために、時間管理やプロジェクト管理などのスキルを身につけることも有効です。
6 完璧主義者
完璧を目指してしまうあまり、提出期限を遅れてしまったという人はいないでしょうか。
完璧主義者は、細かいところまで丁寧に仕上げようとするため、時間がかかってしまいます。
そのため、自分が求める水準に到達しないと提出できず、結果として期限に遅れてしまいます。
周りからすると、 期限に遅れているのは、なにもできていないのと一緒なので、できないという烙印が押されてしまいます。
facebookのマーク・ザッカーバーグの名言にも
「完璧を目指すより、まず終わらせろ」
という言葉があります。
完璧を求めすぎず、まずはきちんと完成した状態にできるようにしていくことが大切なのですね。
まず終わらせたうえで、より良質で完璧だと思えるものを目指していきましょう。
7 整頓できない
いつも探し物に時間をかけてしまっていないでしょうか
整理整頓ができていないと、探し物に時間をかけてしまい、本来取り組めるはずだった仕事も後にながれてしまいます。
そのため、仕事に必要なものが見つからず、どんどん仕事が溜まっていき、自分の仕事が遅くなっていきます。
また、整理整頓をしていない散らかった状態で仕事をすることによって、集中力が散漫になってしまったりすることもあります。
さらに、不必要な物が溜まりがちになることで、作業スペースが狭くなることも多いです。
なので、 整理整頓をして、必要なものがスムーズに取り出せる環境を整えることで、効率的に仕事を進めていきましょう。
仕事が遅い教員の特徴を知り、自分に活かす
きっとこの記事を読んでいる方は、「仕事が早くできるようになりたい」、「できる教員になりたい」そんな思いを抱えている方なのではないでしょうか。
今回紹介した特徴をもとに、 今の自分を見つめ直し、一歩ずつ成長にいかしていきましょう。