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若手教員学びの場

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教員1年目の初任者が読むべきオススメの本8選

本は教員としての資質を上げる必須アイテム

教員1年目の初任者は、働き始めた最初の年になるので、まだまだ知らないことがたくさんあります。

ただ、初任者であってもすぐに教壇に立ち子どもたちに授業を行わなければなりません。

そのため、予め、 教員になるための心構えをつくり、授業や指導のコツを学んでおくことが大切になってきます。

本などで、 教員としての引き出しを増やしておくことで、心にゆとりができ、多くの出来事に対して臨機応変に対応していくことができます。

それほど、前もって学び知識をつけておくということは大切なのです。

そこで、今回は初任者が読むと良い本を紹介させていただきます

  

1 教職1年目働き方大全

行事から授業、学級づくりなど多くの初任者がわからないことをわかりやすく解説した本になります。

保護者対応や休み時間の過ごし方、ストレスマネジメントといった細かな点も書かれており、これから教師を始める人にとって心強い一冊となると思います。

この本に書かれていることを実践していけば、 基礎的なことから発展的なことまで、多くのスキルが身につくことに違いありません。

特に1年目は分からないことだらけだと思うので、困ったときにはこの本での知識が助けてくれます。きちんと仕事ができる教員になりたい、多くの子どもたちを成長させていきたいという思いをもっている人は持ってても良い1冊だと思います。

 

2 教師1年目の教科書

新年度や新学期の準備、学級経営など基本的なことをとても丁寧に書かれた本になっています

要点だけで書かれているのではなく、一つ一つのことを丁寧に噛み砕いて説明しているので、これがあれば1年目を安心して望めると思います。

自分の教室や学校に落とし込めるものはすぐに実行していくと、自分の力になっているのがわかります。上の本と似ているのでどちらかがあればいいのかなと思います。 

 

3 策略 ブラック学級づくり 子どもの心を奪う!クラス担任術

教師になると多くのつまずきや、悩みがつきないことかと思います。

それを、ズバッと解決してくれるのがこの本です。

悪い方向に考えてしまいがちなことを、

独特な表現力で良い方向へ考えるきっかけを与えてくれます。

 

学級崩壊をおこすようなクラスのために、自分の心や体を壊す必要はないといった言葉の数々に救われたのを覚えています。

 

特に、 教師の立場に立って、子どもたちや保護者との関係が良い方向に進む方法を示してくれるのがいいなと思います。

 

離職する教員が増える今、教育的な技術だけでなく、心の安定を保つ考え方も学べる1冊になっています。

 

 

4 「けてぶれ」宿題革命! 子どもが自立した学習者に変わる

最近SNSでも有名な「けてぶれ」。

皆さんも今まで学校で受けてきたであろう宿題のあり方を根本から見直すきっかけをくれる本です。

けてぶれの創始者である葛原祥太さんが「けてぶれ」とはなにか、どのように子どもたちに活用していくかが詳しく書いてあります。

この本に影響を受け、多くの学校でも実践されており、その成果は計り知れることがありません。

けてぶれでは、 受動型だった宿題を、子どもたちが主体的に取り組む活動に変えていきます。

また、 けてぶれで身に着けた力は、大人になってからも使える力であり、将来子どもたちの未来を支える力になります。

知識をつけるのではなく、学び方を教え、子どもたちが自分で考え成長していける人間に育てたいという人には必見の一冊となっています

5 立体型板書の国語授業:10のバリュエーション

 皆さん板書について、きちんと学んだことはありますか?

この本では、国語の授業で使える板書の型が10個紹介されており、板書が苦手だと感じている初任者にもお勧めの本となっています。

むしろ初任者研修でこういった実践的な研修もやってほしいぐらいですが、、

 

様々な黒板の書き方を詰め込んだ一冊になっており、板書が工夫されていると子どもたちの思考に良い影響を与えるのが分かります。

あらかじめこの本を読んで、 板書の仕方を学んでおくと、国語だけでなく多くの授業の中で子どもたちの考えを広げ深めていくことができます

子どもたちの考えを表すときに、どの場面でどの板書の型を使えばいいか、具体例も示してくれているので、とても学びになります。

 

従来の記録していく受動型の授業形態から、子どもたちの学びを表す論理的思考ツールとして板書を活かしていきたいという方にはお勧めです。

 

 

6 さる先生の全部やろうはばかやろう

題名にもなっている、「全部やろうはばかやろう」は筆者が考えた座右の銘であり私もこの言葉に感銘をうけました

なにもかもやろうとするからすべてが適当になってしまい、生産性も低くなってしまいます。

この本では、 決めた方向にエネルギーと時間をかけることが、よりよい成果を生み出すことを教えてくれます

生産性をあげるための考え方や実際に学校現場で使える方法などをわかりやすく解説しているので、すぐに学校現場に生かすことができます。

子供の成長を第一に考え、効率的に働き、生産性を上げていくさる先生の考えがとても素敵です。 

効率的に仕事を行い、仕事も人生も充実したいという方にオススメの一冊だと思います。

 

 

 

 

 

7  自分でできる褒め方、叱り方

この本を読むことで、子どもへの褒め方や叱り方について見つめなおすことができます。主として親に向けて書かれた本となりますが、教員も学べることがたくさんあるのが良いところです。

褒め方では、能力や性格をほめるのではなく、 努力やその過程をほめることが大切であることを気づかせてくれます。

子どものことを信頼し、愛情を注ぐやり方を考え、 褒め方を工夫することで、子どもの自主性や自己肯定感を高めることができます。

また、叱り方についても具体的にどのように叱ると良いか書かれています。

子どもが間違った行動をしてしまったときに、子どもの気持ちを肯定し、子どもの行動の理由を考え、アイメッセージを伝えることが大切であると

モンテッソーリ教育は、 子どもの自主性を育てる教育として注目も集めているので、読む価値はあるかと思います。ぜひ、褒め方や叱り方を工夫し、学校の指導にも生かしてください。

 

 

 

8 学級あそび

学級経営の上で、大切な技術の一つである学級レク。

授業の中で 学級レクを上手く行うことで、子どもたちの絆を深め、子どもたちの力を高めていくことができます。

学級レクは、子どもたちの学年や状態に合わせてどの活動をするか変わってきます。

そのため、どれだけ引き出しの数があるかがポイントになってきます。

同僚に教えてもらったり、本で調べたりして、たくさんのアイデアを集めていきましょう。

 

最近では、コロナへの対策を考えたものもでてきています。
この本には、密を避けつつ、子どもたちの心を近づける工夫が詰め込まれています。
 

知識は力なり

人は知らないことがあると、不安を覚え、上手く対応することができなくなってしまいます。

そのため、 知識をつけておくことは、自信をもって行動することにつながっていきます。自分の学びたいことに合わせて、本を選び良い教員への道を歩んでいってください。

 

 

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