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若手教員学びの場

~幸せになるための働き方や考え方を学ぶサイト~

30代40代の中堅教員のがやるべきこと・やるとよいこと

中堅になったらすると良いこと

働き始めた頃から、10年以上時が経ち、中堅と呼ばれる立ち位置になってくる人もいるのではないでしょうか。

中堅になると、 多くの責任のある仕事を任されたり、若者の指導をしたりと新たな役割が回ってくると思います。

そうした中で、中堅として能力を上げていくためにはどのようなことをしてたら良いのでしょうか。

 

1 授業力を高める

当たり前のことかもしれませんが、教員は授業で勝負と言われています。

そのため、初任の頃と同じような授業をいつまでもしていてはいけません。

知識を詰め込むだけの受動的な授業、内容が分かりにくい授業、教科書通りの授業をいつまでも行ってはいないでしょうか。

初任者や若者はそれでもいいですが、しばらく教員として働いていたのでは、そろそろそんな授業からは脱却する必要があります。

子どもたちが積極的に学びに向かい、ともに学びあうような授業が行えるよう、授業力を身につけましょう

ノートの書き方や発言のさせ方などの決まっていることは、ブレがないように指導するとよいでしょう。

また、今まで身に着けた教材の引き出しもどの授業のどのタイミングで使うかも意識し、板書の仕方、発問の仕方、学びあう隊形も、子どもたちの様子に合わせて変えていけるようにしていきましょう。

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2 環境整備を心掛ける

身の回りの環境は心の様子を表します。

そのため、教室や職員室の机が整っている人は、心も安定しており、信頼を寄せてもらえることも多くなります。

探し物があるときも、すぐに探すことができ余分に時間をとることがなく、スマートに仕事をすることができます。

ときには、若い人が授業を見学するに来ることもあります。

そんなとき、「授業はうまいけど教室は整っていない人」というレッテルを貼られないよう、

そのため、 いつでも整った教室環境で、授業を行い、学び合う工夫がある教室にしていきましょう。

 

また新たなことにはどんどんチャレンジし後輩たちに挑戦する姿を見せていきましょうそうすることが良い先輩として認めてもらえると思います

 

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3 若手に声をかける

学校で働き始めた最初の頃、うまく話しかけることができずに困っていたことはないでしょうか。

アドバイスをもらいたくても、自分からは話しかけることができず、どうしていいかわからないまま時間が過ぎ去った事はないでしょうか。

一部のできる若手以外は、基本的には何かしら日々困っていることがあると思います。

しかし、そんなときなかなか周りに助けを求めることができません。

そのため、 こちらから若手に対して優しく声をかけてあげましょう

「最近クラスはどう?」「何か困ってることはない?」

「手伝えることがあったら言ってね。」

 

そうすることで、なにか困ったときは力になったり助けてあげたりすることができます。「自分を見てくれる人がいるんだ。」という安心感を持って、若い人たちが働くことができます。

さらに、

「○○君のクラスの子どもたち、いつも生き生きしてるよね。」

「○○さんのクラスの子は楽しそう。私も授業受けたいな。」

などの言葉をかけてあげることができればより素敵ですよね。

若手の頑張っているところ、努力しているところを見つけてあげ、認めてあげられるようにしていきましょう。

そうすることで、この先輩はきちんと努力を評価してくれる。こんな先輩について行きたいなと思ってもらえると思います。

 

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4 期限を守る

これは中堅だからというわけではありませんが、様々な提出物の提出期限を必ず守れるようにしましょう。

成績、所見、校務分掌、その他いろいろな提出物があると思います。

それらの提出物の提出期限を守れていない様子を見せてしまうと、信頼感がなくなってしまうことは明らかです。

きちんと提出物の提出期限を守り、さらに若手に対して「○○の期限もうすぐだけど、出せた?」などアドバイスや声がかけられる人になっていきましょう。

 

 

5 資産運用を始める

正直これも中堅だからというわけではなく、生きているうちはずっと意識したほうがいいと思います。

中堅になると、給料もあがり、生活費を払ったりしても貯金に回せる額が多くなると思います。

しかし、今の時代貯金だけをしていても、資産は増えていきません。

退職金などをまとめて銀行に預け投資をするという方も多くいらっしゃいますが短期投資になってしまうため、リスクが高いです。

資産運用は長期で行うことによって、リスクを減らし、大きな資産を築くことが可能になるのです。

できるだけ早いうちから給料の何パーセントかを、資産運用に回し少しずつ資産を築いていきましょう。

始めるのが怖いという人も、口座開設などは無料なのではやめに行っておくと良いでしょう。

 

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6 体を鍛える

30代から40代になると、体が急に衰え始め、少し動いただけで疲れが来るようになっていきます。日頃から運動をしていないと、筋肉がどんどん衰退していき、衰える一方です。

また、運動をしないので余分な脂肪が溜まりやすく、20代の頃と比べて体型が変化してしまったという人も多いのではないでしょうか。

体の健康が保てていないと病気の発症リスクも高まり、余分なお金もかかってしまいます。

体は資産です。

元気な体があるからこそ、生き生きと働くことができるのです。

なので、健康を保つためにも少しの時間でいいので運動を続けられるような習慣をつけていましょう。

ウォーキングた筋トレなど、毎日簡単にできることを少しずつ始めてみましょう。

自分ではできないという方は、ジムなどに登録して、お金を払うことで強制的にやるという習慣をつけても良いかもしれません。

とにかく、体を動かし、健康的な体を保つことでより良い人生を歩んでください。

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7 家族との時間を大切にする

中堅にもなるとそろそろ仕事にもなれ、自分で時間を作ることができるようになってくると思います。

働き始めには、取れなかった家族との時間を少しずつ取るようにしていきましょう。

特に、子どもがいれば、 子どもと過ごす時間を増やしてあげることで、子どもの心や将来に対しても良い影響を与えます

仕事で活躍できるように年齢になってきたのも分かります。

しかし、 仕事だけでなく家族を大事にできるのが超一流と言えるのではないでしょうか。

 

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8 自分の味を出していく

様々な人の仕事のやり方などを学び、少しずつ仕事ができるようになってきたと思います。

授業や校務分掌などのやり方を掴んできたら、次は自分の持ち味を生かすことを考えてみましょう。

周りの人が歩んできた道をなぞだけではなく、時には自分で道を開拓し新たなものを作り上げる喜びを感じてみましょう。

そういった挑戦の心を持つことで、いつまでも学び続ける教員のあることができます。

仕事の面だけでなく趣味などの面で自分の良さを伸ばしていくのもいいかもしれませんね。

 

 魅力のある教員になるかどうかは自分次第

魅力のある教員になるか、魅力がない教員になるかどうかは自分次第です。

20代でなくなっても、いつまでも学び続ける気持ちをもち、心は若い状態を保っていきましょう。

そうすることで、多くの教員から信頼を得られる中堅となっていきましょう。