運動会の準備
運動会の期間になると、体育主任はたくさんの仕事があると思います。
特に運動会で使うものを準備したり、点検しておくことは大切になります
運動会までの流れを予め頭に入れておき、計画的に動いていきましょう。
〇前日までの準備
・必要な物品の注文
運動会当日や前日に必要な物品がなかったら困ってしまいます。
そのため、 予め何が必要か考えておき、発注しておくことが大切です。
昨年度の資料を参考にするか、周りの先生方に何が必要になるかを確認し、必要な物品をそろえましょう。
また、運動会まで、物品が足りるかどうかや、使えるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
・仕事の割り振り
体育主任といっても体は一つしかありません。
そのため、運動会のすべての仕事を一人で抱えてしまうと、仕事が遅れてしまったり、体を壊す原因になります。
結果として周りに迷惑が掛かってしまうことになります。
そうなる前に、周りの人に、仕事を割り振りましょう。
仕事を割り振る際も、 どんな仕事があり、何人必要かを予めリストアップしておくと良いでしょう。
体育主任が運動会を中心となって引っ張っていくのは当たり前のことですが、
運動会は一人では作り上げることができません。
仕事をお願いし、みんなで運動会をつくっていきましょう。
・役割の伝達
仕事を割り振ったら次はそれを伝えていきます。
運動会当日に仕事を頼む場合、突然頼むのではなく、予めお願いしておく必要があります。
急に仕事を頼んでしまうと迷惑になることを忘れてはいけません。
仕事を担当してしまう人には、必ずこちらからお願いしておき、わからないことはないか聞いておきましょう。
不安なことがある場合は、話を聞き、解決できる方法を考えましょう。
〇前日の準備
・トンボ掛け
トンボ掛けをすることによって、デコボコがなくなり、運動場がきれいになっていきます。
運動場を綺麗に整えることで、つまずいて転ぶことが少なくなり、子どもたちがけがをする心配が減ります。
また、運動会では保護者を招くと思います。
運動場を綺麗にしておくことは、 招待する保護者に対しての礼儀でもあることを忘れてはいけません。
家にお客さんを招くときも、汚いと良い印象を持たれないですよね。
学校に対して悪い印象を持たれないためにも、ある程度はきれいにしておきましょう。
・ライン引き
次の日が雨でない限り、できる限り使用するラインを引いておきましょう。
各学年で引くラインが違う場合は、各学年一人体育部をつくり、その先生を中心に引いてもらうようにしましょう。
この際ラインカーがいくつかあると便利です。
・テント張り
運動会当日、来賓用や本部用のテントを用意する必要があると思います。
一人で接地することはできないので、予め何人かの先生に頼んでおくと良いでしょう。
どこに設置したらよいか準備する前日までに把握して起き、当日あたふたしないようにしていきましょう。
また、直接握ると手を怪我してしまう恐れもあるので、軍手などを用意しておくと良いでしょう。
・案内板の接地
トイレや運動場の場所などの案内板の設置をしましょう。
また、 使用禁止遊具がある場合や、立ち入り禁止場所がある場合はしっかりと明示しておきましょう。
案内板だけでなく、トラ柵やコーン、タフロープなどで入れないようにする工夫も必要です。
備えあれば患いなし
きちんとした準備を行っておけば、万全の状態で本番を迎えることができます。
焦ることのないようゆとりをもって準備に臨みましょう。
そして、記憶に残る最高の運動会を行ってください。