冬休み明けは学級の方向性を決める大切な時期
休みが明けた後は、子どもたちはすぐに3学期モードに突入することができません。
また、休み中に遊んだ子たちは良いですが、それ以外の子と関係を築きにくい状態だと感じます。
そのため、授業に集中して望めなかったり、周りの子と上手くなじめなかった人もいるでしょう。
そこで、 授業の中で簡単なアイスブレイクを行い、絆を深めていきましょう。
楽しいレクの時間を取ることで、子どもたちは授業の中でも頑張りたいという気持ちが育っていきます。
1 グループで作ろう福笑い
まず、画用紙などで顔のパーツ(目、鼻、口、ひげ、眉毛など)をつくりましょう。
そして、グループで順番を決め、1番の人から顔のパーツを、目をつぶりながらおいていきます。
置く人以外は目を開けていいようにすると面白いです。
また、置く場所を回転させておくと難しくなるので挑戦してみてください。
面白い顔を作り、笑って服を呼び込みましょう。
2 思い出カルタ
今までの思い出をつづったカルタをつくっていきましょう。
運動会、授業参観、授業で頑張ったこと、学んだこと、社会見学など、3学期までに多くのことを学んできたと思います。
そこで、その思い出をカルタにしていきます。
一人10枚(読み札5枚 取り札5枚)程度つくっておきます。
そして、グループで自分の「思い出カルタ」を持ち寄り、勝負をしていきます。
何日かに分けて、違うメンバーでやっていくと、様々な友達の思い出に触れることができます。
3 すごろく
こちらも今までの思い出を使ってすごろくをつくっていきます。
6年生であれば、今まですべての思い出をつくってもよいかもしれません。
また、 次の学年への未来でこんな風になりたいという望みも書いても良いでしょう。
自分だけでつくっても、グループや学級でつくっても構いませんが、今回はグループで活動することをお勧めします。
また、マス目などに、「今年度の目標をいう」「去年よかったことを3つ言う」「干支の動物の真似をする」「右に座っている人の良いところをいう」などを書き入れ、イベントマスにしてもよいでしょう。
みんなで一緒に思い出を振り返りながら、笑えるようなすごろくをつくっていきましょう。
4 作れ学級1番のめんこ
皆さんも小さいころ実家などで、めんこをしたことはありませんか?
今の時代なかなかめんこにふれる機会が減ってきてしまっていると思います。
そこで、 自分だけの最強のめんこを作らせてみましょう。
そして、グループで勝負して、グループ代表を決め、各代表同士で勝負させましょう。
学級のNo.1が決まったら表彰していくとよいでしょう。
5 ダウトすごろく
一人もち駒を5個用意します。
さいころをふって、1~4がでたら、皆にその数字を申告します。
申告した数字の分だけ駒を進め、ゴールを目指します。
5と6にはシールをつけておき、5か6がでたら1~4の数字を自分で決めて申告し、その数だけ駒を進めます。
周りの人は申告した数字が正しいか判断し、嘘をついている(シールのついている5か6がでている)と思ったらダウトを宣言します。
もし嘘をついているのがあたり、ダウトが成功すれば、フィールド上のその人の駒は没収されます。
もし本当のことを申告していれば、ダウトは失敗となり、ダウトといった人のフィールド上の駒が没収されます。
駒が2つゴールしたら勝ちとなります。
もしくは、相手の駒を全て無くしたら勝ちとなります。
慣れるまでは難しいですが、何回かやっていくと楽しくなっていくので学級の絆が深まること間違いないです。
6 記憶をたどれ「漢字を探せゲーム」
黒板を使ったゲームになります。
黒板をグループの分だけしきります。
しきられた枠の中にお題の漢字の一部分を使った漢字を書いていきます。
そして、次の人はその前のひとの書いた感じの一部分を使って漢字を書いていきます。
例) お題「木」⇒「枝」⇒「技」⇒「支」⇒「又」⇒「経」
これまで習った漢字の復習にもなるのでお勧めです。
学期明けのレクは子どもたちの絆を深める大切な時間
子どもたちの絆は、ただ子どもたちに任せているだけでは新たなものは生まれにくいです。。
多くのゲームを通して、 子どもたちのかかわりの糸をふやし、新たなつながりを築いていきましょう。
また、 もともとあったつながりをより深いものとし、協力し合い、思いあえる学級を目指していきましょう。
そうすることが、この学級でよかったなと思う気持ちにつながっていくはずです。