卒業式に子どもを感動させるには
卒業式は子どもたちの人生にとってとても大切な1日。
そんな1日を、良いものとするためには教師がどのように働きかけるかが非常に重要になってきます。
あらかじめ卒業式に向けて、準備を行い、子どもたちの心にのこる大切な日にしていきましょう。
1 黒板アート
今流行りの黒板アート。
プロジェクターが使えるようになった今、誰でも簡単に素晴らしい絵を表現することができるようになりました。
そのため、卒業式の前日にさっと準備して、子どもたちを驚かせてみませんか。
学校に登校後、教室に入ったとき、黒板一面に広がるアートを見て、子どもたちはあっと驚くはずです。
そして、卒業式という大切な一日の始まりを良いものとすることができるでしょう。
こだわりたい方は、黒板アート専用にチョークを用意してもよいかもしれません。
2 思い出ムービー
これまでの学級での思い出を振りかえる卒業ムービー。
これがあるとないでは、感動の大きさが違ってくるでしょう。
ただ、準備にはとても時間がかかります。
iMovieなどを使って動画を作る際、子どもたち自身に準備させても良いかもしれませんね。
3 手紙
子どもたち一人ひとりに対して手紙を書いていきましょう。
一年間を通して成長した部分や、その子の良さ、これからの未来への期待を伝えていくと良いでしょう。
そして、みんなで撮った写真やその子の写りの良い写真を載せておくと、より子どもたちの喜びが増します。
4 最後の呼名+一言メッセージ
卒業式が終わってから、教室で先生の話があると思います。
そこで、 子どもたち一人ひとりの名前を呼び、一年間の中の思い出やよかったことを伝えていきましょう。
そうすることで、子どもたちの中に思い出がよみがえっていき、このクラスでよかったと思えることができます。
「○○さん、いつも明るく、学級を良い方向へ導いてくれましたね。」
「△△さん、国語の発表で、自信をもって発表している姿は印象的でした。」
など、それぞれの良いところをあらかじめ探しておきましょう。
5 歌のサプライズ
歌は心を動かし、人を感動させます。
そのため、歌が得意な人は歌を子どもたちにプレゼントしても良いでしょう。
その際は、ギターなどを弾きながら、歌えたらより最高ですね。
6 思い出ロード
子どもたちの入学してからの思い出の写真を、下駄箱や階段、廊下などに掲示していきます。
教室に歩くまでの道が、思い出を振りかえる道となっており、子どもたちはそれを見て、小学校で経験してきた様々な記憶を思い出します。
今までの先生からのコメントも集めて起き、写真のそばにはっておくとより子どもたちは嬉しい表情を見せてくれると思います。
7 先生から贈る最後のメッセージ
担任として喋る最後の言葉は、子どもたちの心に残ります。
そこで、あらかじめどんなことを伝えたいかしっかり考えておきましょう。
その際、バックミュージックをかけておくと、より雰囲気がでるのでお勧めです。
楽しかった出来事、頑張った出来事、皆と出会えたこと、そしてともに成長できたことを話せると素敵ですね。
また、 中学校や未来へのエールも伝えられると、その言葉が支えとなって頑張っていけるでしょう。
何をやるのにも気持ちが大事
どんなことをやるとしても、 子どもたちを思うその気持ちがとにかく素晴らしいことを忘れないようにしましょう。
そして、気持ちを大切にし、子どもたちのためになにができるか考えていきましょう。
他にも卒業式の行い方のアイデアや、保護者を感動させるためのアイデアついても考えてみたので参考にしていただければと思います。