教員採用試験で落ちてしまう人
教員採用試験には必ず合格者と不合格者がいます。
全てに当てはまるわけではないですが、不合格になるのにはある程度共通したわけがあります。
落ちてしまう理由を予め知っておくことは、合格のためにどう行動すればよいか考えることにつながってきます。
落ちる人に共通する特徴を知っておき、教採合格へとつなげていきましょう。
1 勉強不足
単純に勉強時間が不足しており、合格点に達していない場合です。
この場合が非常に多く、一番わかりやすい原因だと考えられます。
教員採用試験は、範囲が非常に広いため計画的に勉強していくことが必要となります。
自分の人生、自分しか責任はとれません。
本当に受かりたいのであれば、しっかりと勉強し合格のボーダーラインまでは得点を取れるようにしておきましょう。
2 分析不足
受ける自治体の過去問の分析をせず、試験当日を迎え、想定外の問題に対応できなくなってしまう場合もあります。
こんな問題が出るとは想定をしていなかったため、本来の力を発揮できず、消化不良のまま試験を終えてしまうこともあるでしょう。
そうならないために、どんな問題がでてくるかある程度分析はしておくようにしておきましょう。
3 なぜ教員になりたいか明確でない
教員採用試験を受けたのにも関わらず、なぜ教員になりたいか明確ではない人が時々います。
それでは、面接の際に、この人は教員になりたいと思っているわけではないんだなと見抜かれてしまいます。
面接官は一日何人もの人の面接を見ています。
そんな中、なぜ教員になりたいかはっきりしていない人がくれば一目瞭然でしょう。
試験までに、 他の職業もあるのに、自分はなぜ教員になりたいのかしっかり考えておくようにしましょう。
4 芯がない
面接などで、落ちやすいパターンの一つです。
自分の中にこうしたいという思いや意思がないため、当たり障りのないことばかり答えてしまいます。
また、最初行っていたことと最後に言っていることの一貫性がなく、面接官から落とされてしまう場合があります。
指導法に対しても、状況、場面に応じてどうしていきたいのか、しっかりと自分の中で考えを持っておくようにしましょう。
5 話すのが下手
集団討論や面接の場で上手く話すことができずに落ちてしまったケースです。
思考がまとまらずに話してしまったり、「えーっと」などの言葉が入ってしまったりと、話す能力が根本的に低いために合格をもらえなかったということはよくあります。
教師は子どもの前にたって指導をしていきます。
そのため、面接官などは、この人は教壇にたてるのかな?という思いで面接などを見ていきます。
そこで、少し不安だなと思われてしまっては終わりです。
話す力も勉強と同じで、何度もトレーニングすれば伸ばすことができます。
苦手な人はしっかりと対策をして挑みましょう。
6 書く力が足りてない
小論文で指定の文字数に到達していなかったり、文がおかしかったりしてしまうと落ちてしまいます。
当たり前ですが、普段文章を書くことをしていないため、ある程度トレーニングしておかないとよっぽど文才のある人でないと落ちてしまいます。
小論文にも書き方があるので、書き方を学び、合格水準までもってきましょう。
自分の人生のためにどれだけ努力ができるか
教育採用試験で大切になってくるのは、 自治体の傾向を掴み、対策をしていくことです。
また、 どの力を磨き、どこを伸ばす必要があるのか自己分析をしっかりと行い、日々努力していきましょう。