転職するための力やスキル
教員から転職も当たり前のような時代になってきました。
しかし、誰でも簡単に転職できると思ったら大きな間違いです。
新卒採用と違って転職は即戦力を求められていることが多いです。
そのため、会社のためにどんなことができるのか、今までしてきたことでどんなことが生かせるのかと問われることがおおいです
自己分析をしっかりしていき、足りない力は転職前にしっかりとつけていきましょう。
1 プログラミング
プログラミングは今の時代大きな力となります。
プログラミングの力を身に着けたエンジニアは多くの会社で必要とされており、年々給与の水準も向上しています。
また、これから先、ICT機器やアプリなどが増えていく世の中にとっては、エンジニアは必要不可欠な存在であるでしょう。
しかし、プログラミング言語は一日で身につくようなものではありません。
しっかりと学ぶことで手に入る力だからこそ、給料も高く、求人も多いのです。
そこで、 エンジニアなどに本気で転職したいと思うなら、スクールなどで必要となる力を身に着けていくと良いでしょう。
プログラミングなどの知識は独学などでも学べますが、躓いた時に解決することが難しいです。
正直、 プログラミングの能力をつけたい場合は、学習だけでなく就職のサポートなど、メンターにもなってもらえるスクールなどに行った方が効果的に学べると思います。
2 SNS運用
最近ではSNSでの運用も注目を集めています。
なぜなら、フォロワー数は、その人の力を示す客観的な指標となるからです。
100人~1000人では説得力がないのでまずは1万人を目指すと良いでしょう。
SNSで集客するには、顧客のニーズを読み取り発信していく必要があります。
そのため、マーケティングを行い、フォロワー数を稼いでいくことは転職の際に有利に働いていくこと間違いなしです。
そのまま、 SNSで収益を出すことができれば、本業もしくは副業として運用していくと良いでしょう。
3 ライティング技術
転職に向けて、ライティング技術を高めることは大変重要です。
なぜなら、 相手に伝えたいことを分かりやすく伝える力が上がっていくからです。
ブログ運用をすることでライティング技術などを伸ばしていきましょう。
また、 働きながらココナラなどのサイトで仕事を発注し、自分の力を磨き、ライティング技術を高めていくとより効果的に学びを進めていくことができ、実績もつくっておくことができます。
ただ、副業になってしまうので、家族名義で仕事をするなど賃金の受け取り方については工夫が必要となってきます。
4 Excel・Word・PowerPoint
Excel・Word・PowerPointの3つはどこの会社でも使うことが多いです。
それにも関わらず、学校の教員のICT活用力については、会社と比べると圧倒的に弱いものがあります。
そのため、 即戦力が欲しい会社にとっては、Excel・Word・PowerPointがまともに使えない人は明らかにいらない人であり、採用はしないと思います。
この人材はいらないと思われないように、ある程度使いこなせるようになっておきましょう。
5 簿記
簿記は会社が企業の財務状況などを正しく記すための資格です。
どこの会社でも必要としているため、簿記の資格は、転職先を選ぶために有利に働くことが多く、特に事務職では重宝されます。
3級まではYouTubeや本など独学で学ぶことで合格することができると思います。
ただ、より 有利に働く2級以上を狙おうと思うと、付け焼刃では受かることはできません。
自分で勉強してとれそうであればいいですが、無理そうであれば、 講義やスクールなどに通って、講師の先生にわかりやすく教えてもらうとよいでしょう。
日商簿記3,2、経理の仕事に役立つ150以上の動画を学ぶサイト【Accountant's library】
6 FP(ファイナンシャルプランナー)
FPは税金・保険・年金・資産運用など多くの金融知識を含んだ資格であり、ライフプランをデザインするための資格として有名です。
そのため、 FPの資格を持っていると顧客のライフプランを考え、商品を提供していくことができるので、FPは様々な業界と相性が良く、所得すると転職の際に有利に働きます。
それだけでなく、 金融リテラシーもあげることができるので、自分の生活にも役立てることができます。
こちらも3級は比較的に簡単なため入手は容易ですが、転職に有利に働く2級は専門的なスクールに通ったほうが効率よく学習できます。
とりあえず、どんな会社に転職したいか決まっていない間に、身に着けるとよいスキルでしょう。
7 英語力
海外との取引や交渉が当たり前となった今、英語の能力は不可欠となってきました。
海外に事業を広げていくことも多いため、TOIECで点数がとれることが転職に有利に働いていくことは間違いないです。
ただ、何点でも良いわけではなく、 おおよそ700点以上を目指して頑張っていくと良いでしょう。
もともと英語力のある人は自分で参考書を買って勉強すれば到達できるかと思います。
しかし、まったく英語に触れてこなかったようない人はスタディサプリなど学習プログラムにそって行った方が効率が良いです。
8 話す力
教師はながながと話してしまうことが多いように思えます。
そのため、 要点をまとめ簡潔に話すこと、結論から話すこと、具体的な例や数字を出して説明することを大切に子どもたちの前で話す練習をしていきましょう。
面接の際、プレゼンの際、自分の良さを知ってもらうためにも話す力は高めていきましょう。
学校で働いていれば、話す機会はたくさんあるので、何度も何度も練習し、自分の力を高めていってください。
自分が目指すべきところの会社や業種がなにを必要としているか
一番大切なのは、自分が入りたいと思っている会社や業種がなにを必要としているかです。
そのため、なぜ転職したいのか、どういった会社につきたいのかを明確にした後で、必要となるための力を身に着けていきましょう。