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若手教員学びの場

~幸せになるための働き方や考え方を学ぶサイト~

できる教員が絶対にしないこと7選

できる教員とできない教員

どこの学校にも、あの人すごいなと思われる教員がいるものです。

そうした教員は他の教員と比べて何が違うのでしょうか。

今回は、 できる教員がしないことを見つめなおしていくことで、自分の教員としての力を高めていってください

1 不平・不満を言わない

不満や不平を口に出してしまってはいないでしょうか。

疲れていたり、上手くいかないことがあったりするので、そういった言葉がでてきてしまうこともあるかと思います。

しかし、できる教員は 不平や不満が何も生み出さないことを知っています。

そんなことをしてるくらいだったら仕事の一つや二つこなしたほうがよっぽど有意義だとわかっているのです。

自分の力ではどうにもならないことに関していくら考えても無駄です。

だからこそ、 不平・不満のようなネガティブな話題ではなく、ポジティブな話題を心掛け、希望や願いを口にしていけるような教員になれたら素敵ですね。

 

 

2 子どもに怒りをぶつけない

自分の思った通りに動かない、計画の通りにいかないことでいらいらしていないでしょうか。

できない教員は自分の基準で全て物事を判断してしまい、その基準から漏れてしまうと許容することができず、気持ちを抑えることができなくなってしまいます。

最悪の場合、子どもたちの前で怒りを爆発させてしまいます。

しかし、できる教員はどうでしょうか。

心の器が広いため、子どもたちの失敗に対して怒りをぶつけません。

子どもたちが失敗することは当たり前と考え、自分の思った通りに行かないことを既に知っています

それよりも、 未来に焦点を当て、どうしたら同じことが起こらないか一緒になって考えていくことができます

また、失敗してしまうのは子どもたちへの指導の仕方や環境のあり方だと考え、自分のやり方を再度見直すことができます。

他人のせいにせず、自分の成長につなげていくことができるのができる人の特徴ですね。

3 陰口をしない

皆さんの学校には、裏でこそこそ陰口を言っている人はいないでしょうか?

度々、学校でも子どもや保護者、教員の悪口を言っている人を見かけることもあると思います。

しかし、できる人は 絶対に誰かの陰口をいいません

そういう場に遭遇しても、周りに同調せず、時には席を外すこともあるでしょう。

むしろ、 子どもたちの良いところを見つめ、周りの先生に伝えていきます

陰口は巡り巡って必ず自分に返ってきます。

悪口ばかりを言っていると、皆信頼をせず、周りの人は離れていきます。

そうなる前に自分の行動を振り返っていきましょう。

 

4 わからないままにしない

仕事をしていると必ずわからないことに出会うと思います。

また、忘れてしまいどうすればいいか困ってしまうこともあると思います。

出来ない人は、できないことやわからないことが皆に知られてしまうのが、恥ずかしいと思い、誰にも言えず、一人で抱え込んでしまいます

しかし、できる人はどうでしょうか。

わからないことに出会った際に、必ず周りの人に尋ねるようにしています。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥ということをしっているからです。

知らないままで過ごしてしまうと、必ず周りにも迷惑が掛かってしまいます。

そうなってからでは遅いので、必ずわからないことがあったら聞くようにしていきましょう。



5 人のせいにしない

なにかミスがあったとき皆さんはどのように対応していますか?

できる教員はミスを誰かのせいにすることはありません。

失敗した際は、その非を必ず認め、謝罪をすることができます

また、失敗を失敗のまま終わらせることはなく、どうすればよかったのか考え行動していくことで、次につなげようと努力します。

失敗を人のせいにするのではなく、自分事で考えることができるからこそ自分の成長につなげていけるんですね。

6 時間に遅れない(提出期限に遅れない)

できる教員は 人にとって時間が重要であることをしっています。

そのため、時間通りに進められず授業が長引いてしまうなんてことはしません。

授業の時間はきちんと守り、計画的に進めていきます。

 

また、 提出物などの期限もきちんと守り、資料なども前もって準備しています。

送れるなんてことは絶対にありえません。

提出期限に向けて、自分で期限をつくり、一日一日計画的に仕事を進めることができます

 

7 無理な仕事は引き受けない

皆さんは、仕事に追われいっぱいいっぱいになっていないでしょうか。

できる教員は自分の力量をしっかりと把握し、自分の力量以上の仕事は引き受けないようにします。

また、 断る際も、相手を嫌な気持ちにさせないで断るのが上手いです。

自分に合った仕事の量を考え、仕事をしていくことが長い間教員生活を続けていくうえでは大切になってきます。

 

できる教員がしないことを理解し、素晴らしい教員へ

ここまで、できる教員がしないことを考えていきました。

できる教員の絶対にしないことを学ぶことで、あなたも優れた教員になれるよう頑張ってください。

 

koarateacher.hatenablog.com

 

 

 

初めてでもわかる体力テストの準備の仕方・実施の仕方:一から始める体育主任の仕事

体力テストの準備をしっかりこなそう

毎年必ずと言っていいほど、行われる体力テスト。

体力テストには、「50m走」「ソフトボール投げ」「反復横跳び」「立ち幅跳び」「握力」「20mシャトルラン」「上体起こし」「長座体前屈」の8種目があります。

多くの準備があり、全てを一人で準備することはできません。

準備するには時間と人手が必要となっていきます。

どのような準備が必要となってくるかきちんと把握しておき、どのように準備を割り振っていくか考えておきましょう

 

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中でもソフトボール投げは準備が大変なのでできるだけ人数をかけるのが良いと思います。


www.youtube.com

また、計測の際に便利にアイテムも出てきているので、用意してもよいでしょう。

 

 

体力テストの実施方法について

それぞれの種目に応じて実施方法がことなってきます。

実施方法については全国で統一されており、文部科学省に掲載されている実施方法をもとに計測を行っていきます。

www.mext.go.jp

各学年一人もしくは先生方一人一人に実施要項を印刷し、配布しておくとよいですね。

また、教師の声掛けの例が以下の文にものっているので参考にするとよいでしょう。

https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/376579.pdf

出典:愛知県教育委員会

 

学校や学年ごとの開催の仕方

何日に分けて行うのか、どの規模で行うのかを教務の先生と相談し、決めていきましょう

1・2年生は「50m走」、3・4年生は「50m走」と「立ち幅跳び」、5・6年生は全種目といったように学校で行う種目も変わってくるので、しっかり相談しておくようにしましょう。

特にクラス数が多い場合はどの順番で種目を回っていけばよいか考える必要があるでしょう。

 

記録の入力

記録を取り終わったら、子どもたちの記録を担任に入力してもらうようにしましょう。

後日、文部科学省教育委員会に提出することになるので終わったらすぐにデータを入力できるようにしましょう。

 

計画的に物事を進め、体力テストを行おう

体力テストは体育主任が中心となって進める行事の一つです。

分からないことがある場合は前年度の資料を見たり、周りの教員に聞いたりし、準備を行っていきましょう。

何事も見通しをもって計画的に進めていくことで、皆から信頼される体育主任を目指しましょう。

初心者でもわかる健康観察のフォームの作成① 小学校・中学校

フォームによる健康観察を行う

コロナが蔓延することで、健康観察の重要性がより浮き彫りになってきました。

小学校でや中学校では、子どもたち一人ひとりにタブレット配布されていることかと思います。そのため、朝の体調をタブレットを通して確認することで、効率よく子どもたちの体調を把握していくことができます。

 

1 グーグルのアプリ一覧からフォームを開く

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2 新しいフォームを作成する

空白と書かれている「+」ボタンを押し、新たなフォームを作成します。

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3 フォームの題名を決める

一番左の上の「無題のフォーム」に題名を入れていきます。

今回は「健康観察アンケート」といれましょう。f:id:koarateacher:20220319152015j:plain

4 質問の題名を決める

今回は健康観察のフォームを作成するので「無題のフォーム」のところに

健康観察と入力しましょう。

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5 質問をつくる

次は質問をつくっていきます。

「無題の質問」のところに「今日の体調は?」と書いていきましょう。

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6 回答をつくる

次は回答を作っていきます。

「オプション1」と書かれている場所に「とても元気」と入力します

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7 回答を増やしていきます

選択肢を追加のところに「少し元気」「あまり元気ではない」「全く元気ではない」の3つを入力していきます。

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必須のボタンを押すと、質問に回答をしないとアンケートを提出できない仕組みにできます。

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8 最終確認

完成したら、できているかの確認をしていきます。

右上にある目のマークを押します。

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出来上がったアンケートを確認することができます。

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これでアンケートの完成です。

保存は自動的にされるので、保存のボタンはどこにもありませんのでご注意を

 

アンケートは作成画面に保存されているので確認してみてください。

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教師から贈る子どもたちを感動させるアイデアやプレゼント:記憶に残る卒業式に

卒業式に子どもを感動させるには

卒業式は子どもたちの人生にとってとても大切な1日。

そんな1日を、良いものとするためには教師がどのように働きかけるかが非常に重要になってきます。

あらかじめ卒業式に向けて、準備を行い、子どもたちの心にのこる大切な日にしていきましょう。

 

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1 黒板アート

今流行りの黒板アート。

プロジェクターが使えるようになった今、誰でも簡単に素晴らしい絵を表現することができるようになりました。

そのため、卒業式の前日にさっと準備して、子どもたちを驚かせてみませんか。

学校に登校後、教室に入ったとき、黒板一面に広がるアートを見て、子どもたちはあっと驚くはずです。

そして、卒業式という大切な一日の始まりを良いものとすることができるでしょう。

こだわりたい方は、黒板アート専用にチョークを用意してもよいかもしれません。

 


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2 思い出ムービー

これまでの学級での思い出を振りかえる卒業ムービー。

これがあるとないでは、感動の大きさが違ってくるでしょう。

ただ、準備にはとても時間がかかります。

iMovieなどを使って動画を作る際、子どもたち自身に準備させても良いかもしれませんね。

 


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3 手紙

子どもたち一人ひとりに対して手紙を書いていきましょう。

一年間を通して成長した部分や、その子の良さ、これからの未来への期待を伝えていくと良いでしょう。

そして、みんなで撮った写真やその子の写りの良い写真を載せておくと、より子どもたちの喜びが増します。

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4 最後の呼名+一言メッセージ

卒業式が終わってから、教室で先生の話があると思います。

そこで、 子どもたち一人ひとりの名前を呼び、一年間の中の思い出やよかったことを伝えていきましょう

そうすることで、子どもたちの中に思い出がよみがえっていき、このクラスでよかったと思えることができます。

「○○さん、いつも明るく、学級を良い方向へ導いてくれましたね。」

「△△さん、国語の発表で、自信をもって発表している姿は印象的でした。」

など、それぞれの良いところをあらかじめ探しておきましょう。

5 歌のサプライズ

歌は心を動かし、人を感動させます

そのため、歌が得意な人は歌を子どもたちにプレゼントしても良いでしょう。

その際は、ギターなどを弾きながら、歌えたらより最高ですね。


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6 思い出ロード

子どもたちの入学してからの思い出の写真を、下駄箱や階段、廊下などに掲示していきます。

教室に歩くまでの道が、思い出を振りかえる道となっており、子どもたちはそれを見て、小学校で経験してきた様々な記憶を思い出します。

今までの先生からのコメントも集めて起き、写真のそばにはっておくとより子どもたちは嬉しい表情を見せてくれると思います。

7 先生から贈る最後のメッセージ

担任として喋る最後の言葉は、子どもたちの心に残ります

そこで、あらかじめどんなことを伝えたいかしっかり考えておきましょう。

その際、バックミュージックをかけておくと、より雰囲気がでるのでお勧めです。

楽しかった出来事、頑張った出来事、皆と出会えたこと、そしてともに成長できたことを話せると素敵ですね。

また、 中学校や未来へのエールも伝えられると、その言葉が支えとなって頑張っていけるでしょう。

 

何をやるのにも気持ちが大事

どんなことをやるとしても、 子どもたちを思うその気持ちがとにかく素晴らしいことを忘れないようにしましょう。

そして、気持ちを大切にし、子どもたちのためになにができるか考えていきましょう。

 

他にも卒業式の行い方のアイデアや、保護者を感動させるためのアイデアついても考えてみたので参考にしていただければと思います。

 

koarateacher.hatenablog.com

 

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小学校の先生が4月にやっておくと良い準備:学級開きに向けて

4月にやっておくと良い準備

子どもたちがくる始業式が始まる前に、自分の担当する学年が決まり、少しの間準備の期間があります。

こうした準備の期間に、暇を持て余すのではなく、きちっと準備しておくことが大切です。

そうすることで、 良い準備をした状態で子どもたちと出会うことができ、良い1年を過ごすことができます

 

では、新学期が始まる前にどのような準備を行うのと良いのでしょうか。

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1 名簿作り

まず、最初に学級の名簿を作りましょう。 名簿は1年にわたって多岐に活躍します。

「漢字だけの名簿」「ひらがなの名簿」「苗字が漢字、名前がひらがなの名簿」など用途に分け使えるように、様々な種類のものを作っておきましょう。

 

毎年使うものなので、エクセルのファイルで自動的に作成できるようにしておくと便利です。

また、それらのデータを使って、黒板や机の名簿も作っていくと良いでしょう。

 

2 給食当番の当番表

給食のある学校では、給食当番を決めなければいけないと思います。

そこで、 常に掲示しておける当番表を作りましょう。

2~3週間で1回当番が回ってくるようなシステムにすると良いでしょう。

また、「いただきます」や「ごちそうさま」の挨拶を誰がするか決めておくと効率的に動くことができます。

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3 音読カード1年分作成

音読を宿題にしている学校も多いのではないでしょうか。

音読は誰かにチェックしてもらう必要があるため、カードを作っていくことが多いと思います。

しかし、毎月音読カードを作成していては大変です。

そこで、 音読カードを予め作成して起き、月の途中で作成することのないようにしておきましょう

 

音読カードをつくるのがめんどくさいという方は、連絡帳に親のサインをもらうだけにしても良いと思います。

 

4 宿題のプリント

宿題のプリントを出すよという学校も予め印刷しておくととても楽です。

どうしても授業が始まってしまうとやらなければならないことが多く、後回しになってしまいます。

どうせやらなければならないのであれば、 余裕のあるときにプリントを印刷しておくことで、あとからゆとりを作り出すことができます。

どこかに置く場所があるのであれば、1学期の分全て印刷しておいても良いと思います。

 

5 道徳のプリント

道徳で使うプリントを予め作成しておき、授業準備の時短につなげましょう。

その際、毎回プリントを変えていると大変なので、 同じもので使用できるように工夫しておくと良いです。

また、授業で使用する 黒板掲示の絵などは毎年使用することができるので、印刷しておき、学習室などに置いておくと良いでしょう。

 

6 作文用紙の印刷

作文用紙は国語の授業で使ったり、運動会や学習発表会などの行事の後に使ったりと多くの場面で使用することがあります。

そのため、予め200~300枚程度印刷しておくと良いでしょう。

また、 学年に合わせて、半分に裁断したものを用意したり、マス目の大きいものを用意したり、工夫すると良いでしょう。

また、 書いた作文を貼り付けて、ポートフォリオ化しておける画用紙も予め準備しておくのもお勧めです。

7 時間割カード

その日の時間割や次の日の時間割を、黒板に表示するときに使うカードを用意しましょう。

国語、算数、理科、社会などの各教科のカードだけでなく、

音読、計算スキル、漢字ドリル、けてぶれなどよく使うカードについても印刷しておいても良いと思います。

画用紙もしくは紙にカラーで印刷し、ラミネートをかけておくと悪くなりにくいです。

また、裏に磁石を貼り付けておくことで、とても使いやすくなります。

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8 1学期分の教科書を読む

1学期で学ぶことになる、授業の内容を予め見ておくと、のちの日々がとても楽に感じます。

特に、教科書を見ると。子どもたちがつまずきそうな単元や、子どもたちに考えを深めさせたい単元などがわかってきます。

そうすることで、入念な準備を行うことができ、結果として子どもたちの力も伸ばすことができます。

 

9 予備実験を行う

理科を担当する場合にやっておくと良いと思います。

特に理科は 何が必要になるのか、どこに注意して実験しなければならないのかを予備実験を行うことで把握できるので、見通しをもって進めることができるようになります。

既に一年間分やっておき、必要なものを計画的に準備できるようにしておきましょう。

また、 動画をとっておくと、子どもたちに説明する際に使用できるのでお勧めです。

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10 校務分掌の書類の作成

年の初めになんらかの校務分掌が割り当てられると思います。

その校務分掌をなるべく早い段階で作成しておきましょう。

年間の行事予定も出てくるはずなので、できる人は一年分予め作っておくと後からの仕事が楽になります。

 

 

どんな仕事もはやめに終わらせる

どんな仕事であっても時間のある春休みのうちにやっておくことが、のちの仕事を楽にします。

忙しいときに慌ててやるのではなく、一つ一つの仕事を計画的に行っていきましょう。

そして、 見通しをもって行動することで、子どもたちの良さを引き出せる教員となっていきましょう

koarateacher.hatenablog.com

学級じまいのアイデア8選:終わりを見据えて行動する大切さ

学級の終わりに向けて見通しを持つ

学年の終わりが近づき、最後の学級じまいに向けて準備する時期になってきました。

なにをするか教員にとって迷う時期でもありますよね。

学級の終わりを良くすることは、「この学級でよかったな。」「1年間楽しかったな。」という思い出を子どもたちの中に残すことにつながっていきます。

また、 「来年もこんな風に頑張っていきたいな。」「また、新しいクラスでも皆で仲良くしていきたいな。」という思いを育てていくこともでき、次年度につなげていくこともできます。

最後に学級で活動を行っていき、学級を一つにして今年度を終えましょう。

そして、これまでの成長や思い出を振り返り、次年度に向けて準備をしていきましょう。

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1 学級解散パーティー・お別れ会

 一年を締めくくるこの時期にみんなで 学級解散パーティーを企画・運営させましょう。

教師が主体となってやるのではなく、子どもが主体となってやるのがポイントです。

どんな会にするとしても、子どもたちには「皆の絆を深める」ことを意識して企画させるようにしましょう。

考えられる遊びの例

人狼

ドッジボール大会

〇鬼ごっこ

〇逃走中

〇スポーツ大会

〇宝探し

2 学級皆で作る黒板アート

最近流行りの黒板アート。

教師が書いている方も多いのではないでしょうか。

そこで、子どもたちにデザインを考えさせ、黒板に絵を描かせていきましょう

図工では味わうことのできない達成感や喜びを味わうことができます。

そして 作った黒板アートを背景にみんなで写真を撮り、最終日にメッセージを添えてプレゼントすれば喜ぶこと間違いなしです。

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3 コラージュでアルバムづくり

皆がいい顔で移っている写真は、探してもなかなかあまりありません。

そこで、 それぞれが良い顔で移っている写真を切り取っていき、一つの作品をつくらせましょう。

そこに、 皆で寄せ書きなどしても良いですね。先生のメッセージを書き加えて返せば、最後の日に渡すことができます。

 

4 日めくりカレンダー

 6年生が卒業式に向けて行うことが多い、日めくりカレンダー。実はどの学年でやってみても効果が高いです。

学級での思い出や皆への一言、来年度に頑張りたいことなどをカレンダーの空いている場所に書いていきましょう。

また、全員やると日数が足りない場合は、ペアやグループで作っていくと良いでしょう。

最終日に向け、日にちが徐々にカウントダウンされることで、限られた時間を大切にしていく様子が見られるようになります。

 

5 思い出すごろく

一年間学級で過ごす中で、様々な出来事、多くの体験があったことかと思います。

そこで、その 体験をすごろくにしていきましょう。

グループでつくることで、思い出を楽しんで振り返りながら、作ることができます。

最後には他の班のすごろくで遊び、 皆の思い出を遊びながら共有していきましょう。

 

6 ファイヤートーク 

 まるで、キャンプの時に火をかこっているかのように、全員が円となり、それぞれの思いを話していきます。

学級で楽しかったこと、つらかったこと、頑張れたこと、 どんなことでもいいので、話し合い、皆で1年を振り返っていきましょう

また、可能であれば、 次年度に向けた思いをそれぞれの子どもたちがみんなの前で伝えていくのも良いのでしょう。

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7 未成年の主張

 一昔前、学校へ行こうという番組で流行った「未成年の主張」。

その企画と同じように、 子どもたちに今年の感謝の気持ちや思い、来年に頑張りたいことなどを叫ばせていきましょう

できるだけ大きな声を出せるように、学校の屋上を利用したり、体育館を利用したりすると良いでしょう。声を出すのが苦手な子にとってはハードルが高いのでマイクなどを用意しても良いかもしれません。


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8 みんなで達成しよう〇個の目標

3学期になり行事が終わると子どもたちは目標をもたず、ただ何となく毎日を過ごすようになります。

それが悪いことではありませんが、目標をもって毎日を過ごしたほうが有意義に過ごせることもあるのではないでしょうか。

そこで、 学級が終わるまでに達成すると良いことを自分たちで考え、掲示し、目標を達成することができたら花丸をつけていきます。

自己肯定感、学級肯定感をあげることができるので、お勧めの方法と言えます。

 

思い出を残し、未来につなげる

思い出を形にし、振り返っていくことで、子どもたちが記憶を良いものとしていくことができます。

そして、そういった思い出をもった子どもたちは、次の学年でも力を合わせて頑張ろうという気持ちが強くなります。

 

体育授業におけるタブレットの活用:ICTで体育 サッカー

 タブレットを使いこなし、自分の武器に

ICT機器が学校にも導入されるようになり、学校では多くの機器が活躍しているかと思います。

中でも、 タブレットは子どもたち一人ひとりに配布されており、授業の中で使っていく場面が多いと思います。

しかし、算数や国語などの授業で使用例はよく載っていますが、体育での使用の仕方はあまりのっていないように思います。

そこで、体育で使用できる方法を少しづつ紹介していきたいと思います。。

 

1 リフティングの記録

サッカーの技術の一つであるリフティング。

「できる」「できない」が分かりやすいため、指標とする先生も多いのではないかと思います。

それぞれの 児童の記録をExcelスプレッドシートに収めていきましょう

そうすることで、 子どもたちは前の自分と比較することができ、どのくらい成長することができたのか実感することができます

また、教師としても子どもたちが自分で入力していってくれるので回数を把握しやすいです。

間違った記録が入らないようにペアの子が記録を数え、入力していくようにすると良いでしょう。

 

2 キックの仕方の撮影

授業の中で、キックのポイントやドリブルのポイントを説明することはありますが、

自分の動いている様子は見ることが少ないかと思います。

そこで、 ペアやグループで撮影しあい、自分の動きをみるようにしましょう。

すると、インサイドに当たっていないことや、軸足の向きがおかしいことなど、 多くの課題に気づくかと思います。

気づきやすくするためにもスロー再生のアプリをいれておくとよいでしょう。

また、 どこを見ていいかわからない子に対しては、教師側から見るポイントを一つ伝え、焦点化させることで、苦手な子も上手に見ることができます。

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3 比較

正しい蹴り方や上手な蹴り方と自分の蹴り方を比較していくことは、技能向上の助けになります。

正しい蹴り方と比較し、上手くできているところ、まだできていないところを把握していきましょう。

そのため、 正しい蹴り方が分かる動画のリンクを示して置いたり、上手な子の様子との比較できるようにしておくと良いでしょう。

改善点が分かった後は、それぞれの課題に合わせて練習に取り組む場所があると良いでしょう。

 

4 試合での様子

試合での様子を撮影し、自分や仲間の動きを見るようにさせていきましょう。

そうすることで、 自分や仲間が得点を取ったり、取られないように守ったりするためにするためにはどうするとよいか話し合うことができます

また、その話し合いの結果、 自分やチームの仲間が動けているかみることで、効果的に振り返ることができます

このように上手く活用すれば、ゴール型の動きができているか子どもたち同士、確認ができるため非常に便利です。

 

5 戦術ボードの活用

戦術ボードを毎度毎度用意していたら大変です。

そこで、戦術ボードを用意していきましょう

自分のチームだけでなく相手のチームも動かすことができるので、とても使い勝手がいいです。

また、子どもたちも簡単に動かすことができるのも良い点です。

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6 感想の集約

日々の授業の感想をためていきましょう。

もちろん、学習カードに書かせても構いません。

しかし、 タブレットで書かせることによって、慣れてこれば短い時間で書くことができます。これは、 運動時間の増加にもつながります

また、子どもたちがどれだけ長い文章を書いたとしても困ることがありません。

教師もいつでも確認することができるので、とても便利です。

 

 

どう使うかによって学びの深さを変える

体育のメインはあくまで体を動かすことになります。

そのため、タブレットを使用することが目的とならないようにしましょう。

タブレットを上手く活用し、より子どもたちの学びを深めるようにしてください。